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学ぶということ

6月末をもって、正式に会社の人間ではなくなった。
アンケートなどで’職業’と聞かれ、「主婦」と書くことに何となく違和感。
業務委託で仕事を受けることもあるので「フリーランス」?
日本語教師資格取得に向けて勉強中だから「主婦学生」?
どっちでもいいか・・・といつも最後は「主婦」で落ち着く。

会社という組織から離れて、変わったことは
・どうしたらいいのだー!!と頭をひねることが無くなったこと
・冷や汗をかく機会が無くなったこと
・できるかな、、ドキドキと緊張することが無くなったこと
・ルーティーンが無くなったこと
・人前で話す機会が減ったこと


自由になった代わりに、上記のようないわゆる’緊張感’が私の生活から消えた。このままいくと、脳みそは溶けて耳から流れ出し、体はどこまでも膨張しぶよぶよになっていく・・そんな妄想が私を襲う。
いかん!!こんなことでは!!

でも、今はインプットの時間。そう決めた1年だから、勉強の合間に月に2冊は読書を、というミッションを自分に課した。

そんな時、出会ったのがこちらの本。
『学問ノススメ。~学校では教えてくれない達人の知恵~』

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もともとは先日亡くなられた、「知の巨人」として知られる立花隆さんの本を探していたのだが、こちらが目に留まり読書中。

・勉強しすぎることはない、視野を広げて深く勉強する意欲が必要
・オタクといわれても好きなものを究めるのはいいこと
・生きるということは、新しいものに関心を持って行動すること
・個人的な価値の基準が人を支え、学ぶことが世界を豊かにする

総勢21名の達人たちのコラムが掲載されているのだが、読んでいて思ったことは、皆なにかしらの「オタク」であるということ。70歳80歳でも学ぶことを楽しんでいること。
千里の道も一歩から。石の上にも三年。
昔からの言われにもある通り、1つのことを深く長く学んでいくことが個人の視野を広げ、見識を深め、豊かな人生につながるのではないか、と感じたわけである。

「生涯青春、生涯学生」だ。

世界は広く深い。
きっと私の知見なんて、全世界全事象において3%くらいしかないのかもしれない。
だから探求心を忘れずに、興味関心を持ち、学ぶことを辞めずに歩いていきたい、と思っている。
今は、日本語教育のオタクになれるよう、がんばるのみである。

今日は久々晴れたので。
大いなる海を見て、人間の小ささを実感してこよう。

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