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隅にホコリが溜まっていない|ホコリは何かのメタファー|会社員辞めた話|わたしの豊かさ#2

東京の仕事を熊本で、完全在宅で行っていた私は土日以外は常に家にいて、ワーカホリックになりつつ、日々隅に溜まっていくホコリを見ながら、やっと小さな違和感を拾い始めました。

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
1.居心地のいい家を補完する隅にホコリが溜まっていないを説明する内容です。

元になる記事はコチラ▼

メタファー

『なんか、、この仕事は嫌じゃないけど、あまりにも没頭しすぎる、これ以外のことが出来なくなる。不器用だから?不器用は認める。やりがいはある、わくわくすることも。ただとにかく無意識に、自動的に「やり過ぎて」しまう、いや、というより違うフィールドで他にもやりたいことがある、暮らしの時間配分を変えたい、この仕事だけじゃなくて、友人に頼まれているイラストにも取り掛かりたいし、思いついた時に思いついたことをしたいし、菜園の様子も見に行きたい、春の種まき計画も立てたい、何時間もかけて何かをぐつぐつ煮たい、息子ともっと全力で遊びたい、それから掃除をして、隅にホコリを溜めない暮らしをしたい・・・――― 』

以上はある日のわたしのこころの中の、小さな小さな声達で、通常すぐかき消されて無かったことにされてしまう「違和感」たちです。
これまではフワフワし過ぎて無いものとされてきたけれど、ふと目に留まるホコリを見ながら、サッとダイソンかけても翌日また落ちているホコリを見ながら、それと同時に小さな違和感たちが無視できなくなってきました。

部屋の隅のホコリは、わたしのこころのなかに蓄積されていた違和感を表すメタファーでした。

会社員辞めました

その後わたしは、その違和感ひとつひとつに向き合った結果、9年間勤めた会社を退職しました。「雇用」から「業務委託」へ契約変更し、一部の仕事のみを行うことにして、費やす時間もこれまでの10分の1くらいにし、それ以外の時間は別の仕事や暮らしに重きを置くことに大きくシフトチェンジしました。
会社の仲間たちのことは大好きだったので、組織を離れることになるのは勇気がいりました。けれど彼らはわたしの決断を尊重してくれて、今もご縁が繋がり、一緒に仕事もしています。

社会に出る=会社という組織に勤める が第一歩だった私にとって、入社して、様々な人と出会い、自分という存在を認めてもらい、失敗したり、悩んだり、乗り越えたり、「会社」は、わたしが「自分」というカタチを知る上で欠かすことのできないフィールドでした。関わっていただいたすべての方へ、感謝のきもちでいっぱいです。

ホコリが気になりだしたら

現在は、社会と小さく関わりながら暮らしを深めていくという在り方に充足感を感じています。ここへ行きつくまでの違和感に気付かせてくれたのが、ホコリでした。不思議ですが、そう思います。
なので隅にホコリが溜まっているのを見つけたら、というより気になったら、自分のこころのなかに小さな違和感がないか点検する合図、と決めました。逆にホコリが目立たないほど掃除が行き届いているというのは、自分とよく打合せできている状態なのかもしれません。かといってそこに執着するのも心地よくないので、気の向くままに、心地よくいられることを大事にしたい気持ちです^^

#2【隅にホコリが溜まっていない】 は 居心地のいい家 の材料であり、わたしにとっての「豊かさ」に必要な構成要素 です。 

明日は#3【掃除しやすい広さ】について書きます。
#1,2を実践してきたからこそ得た気づき、と言ってしまえば一言で済む内容ですが、そこからこれからの豊かな暮らし未来像へと繋がります。


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