金メダルを取る人

金メダルを取る人に、
今の自分の能力で辿り着けるでしょうか？

質問を変えましょう。

ウサインボルトさんに、
100m走で勝てるでしょうか？

正直言って、100%無理です^ ^
生まれ持った身体機能。
努力する才能。
全てにおいて、100mを走るために最も最適な人間に自分の肉体では敵いません。

そしてもう一つ。

大谷翔平さんよりも、
早い球を投げられるでしょうか？

これも…無理です。

肉体もさることながら、
野球にかける情熱が違います。

このように、
生きていると、自分には100%敵わない人間は、実は数えきれないほどいます。

例えば、2〜3歳の子ども。
彼らの自己肯定感が限りなく高いのをご存知でしょうか。
何度転んでもその度に立ち上がって、何事にも興味を持つ。いわゆる好奇心の塊。
楽しければ笑い、悔しければ泣く。
自分の感情をアピールします。

私は彼らのようには動けません。
少し周りを気にしながら、周囲にとって一番価値の高い行動を選択しがちです。
失敗しないように入念に準備をします。

なので、子どもは本当にスゴいなぁ…と、感心してしまいます。

自分には絶対できないことをやってのける人に出会う

そのように、
ジャンルやシチュエーションは様々でも、
身体的に、または精神的に、
絶対に真似ができない人に出会うと言うことは、
生きている上で本当に貴重な機会だと思っています。

『他人と比べる』という価値観では、
彼らに劣る自分の能力に悲観的になるのかもしれませんが、
争ったところで絶対に勝ちっこ無いんです。
だったら初めから自分とは全く違う人間というふうに割り切って、その人のパフォーマンスを楽しむ方が、よっぽど人生が豊かになると思うんです。

エンターテイメント集団『シルクドゥソレイユ』のパフォーマンスのように、人間業に見えないことを繰り広げる人達を、観客席から見ているが如く、
自分には決して真似できない人のパフォーマンスを、少し遠目から眺めるというのは、
共通点があるように思います。

今回は『人生の醍醐味とは、自分には絶対できないことをやってのけている人に出会えることであると思う理由』について書かせていただきました^ ^

また、あしたね😊✨