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かもめ食堂出張所

こんにちは。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

こちらは朝からしんしんと雪が降っておりまして、ダイニングでいつも過ごしているんですが寒くてですね、光熱費節約のために和室でこたつに入りながら過ごしています。

で、なんでこんなに家の中が寒いんだ!と思っていたら、夫の部屋と化しつつある1階の和室の窓が全開に開いていました。
どうりで寒いわけだよ。

今日は、「かめも食堂」の話について書きたいなと思っているんですが、その前に昨日?一昨日?に降りてきたメッセージを先にお伝えしたいと思います。

それは、わたしの場合、今一応フリーランスの整理収納アドバイザーという肩書?なんですけど、実際のところ、まだお仕事は1回しかいただけてなくて、普段は家でのんびり過ごしながらたまにチラシを補充したり、メルカリで出品・発送作業をしたりしながら過ごしているんですね。

で、主婦でもあることから家の家事とか、愛犬のお世話とか、まぁ、色々やることはあるんですけど、でもどうしても働いていないことに後ろめたさと言うか、夫に「こいつは楽していいな。」って思われているんじゃないかとか思ってしまう部分も正直あるんです。

でもね、昨日・・そうそう昨日だな、(最近この辺の時間とか曜日の感覚がなくなってきていて)愛犬のお散歩をしながら、ゴミ拾いをしていたんですよ。これは自主的にというか、ブラッシュアップライフの徳を積むの先駆けって言うんですかね。(ドラマより前にゴミ集めしていましたよと言いたいだけw)

で、ゴミ拾いをしながら思ったんですけど、わたしは地球を掃除している訳なんですよね。
ということは、自営業という名の無職に似たような感じですけど、実は地球ホールディングスの日本株式会社で働いていて、物質的なお金が口座に振り込まれる訳ではないけれど、宇宙貯金なるものが貯まっているはずだと。
労働の対価としてね。
すると、他犬の運chiを拾う=10ポイント、空き缶を拾う=5ポイント、たばこの吸い殻や飴ちゃんの袋など小さなゴミを拾う=1ポイントだったとしたら、昨日のわたしは70ポイントぐらい集めちゃったんですよ。

そう思ったら楽しくないですか?
(ドン引きしないでくださいねw)

* * *
前置きがなかり長くなっちゃいましたね(笑)

えーっと、「かもめ食堂」についてですが、youtubeで海外に住んでいる日本人と外国人夫婦&こどもちゃんの番組を見ることがあって、スウェーデンかな?に住んでる家族が、フィンランドに夏休みに旅行に行くっていうのを見たんですね。

で、そこで「かもめ食堂」のロケ地がそのまま日本食レストランとして営業されてて『へぇー、フィンランドか。行ってみたいな』と思ったのがきっかけ。

で、仲良くしていただいているMさんに誘われて、あるイベントへ行ったところ、北欧風の雑貨をたくさん置いている可愛いお店で、『北欧、やっぱり良いよねー』と思い、その店のディスプレイで飾られていた本を何気なく手に取ってパラパラとめくると、なんか良さそうだったので早速取り寄せた。

そして、暮らしは共同体になる。
佐々木俊尚さん著

この本を読んでいると、「かもめ食堂」というキーワードがまた飛び出してきて、その描写がとても心地よかったのでこちらでご紹介したい。

素朴で健全で、そしてとても美味しい食事。
そういう食事をみんなで味わい、会話を楽しみ、幸せをかみしめる時間。
生きている喜びをわかちあい、これからもがんばっていけるような勇気を抱かせてくれる食。
五感で楽しむ贅沢
それは五感を大事にして、それらを楽しむ暮らしということなのかもしれません。

そして、暮らしは共同体になる。P.58-59

食べることはただお腹が満足すればいいという問題ではなくて、みんなで味わい、会話を楽しみ、笑い、泣き、そんな日常があってこその健全な食事だと思うんです。

だから、わたしは「かもめ食堂」のように、素朴な食事を地域の誰が来てもいいように間口を大きく開き、みんなでその日あったことを語らいながら、食事が出来る場所が欲しいと思っているんだと改めて気付かされた。

正直、なんでもそうですけど、「地域のために」というのは口実で、わたし自身が淋しいんです。だからその淋しさを埋めるために、町の人たちと繋がりたい、または同じ思いをしている人たちで集まって仲良くしようよって思っているんだと思います。

基本的に、ひとりでいるのが嫌な訳ではないんです。
ひとりでいるのも好き。
でも、それって本当の孤独じゃなくて、どこかで社会と繋がっていながら、ひとりの時間も満喫するってことなんだと思う。

会社という組織との繋がりがなくなった今、地域との繋がりを持っていきたいというのは人間の本質的なところなんでしょうね。

最後に、この「そして、暮らしは共同体になる。」の本の中に、働くお母さんが子供たちにちゃんとした食事を与えたいと思っていても、子ども達が塾に行くようになると、その時間までに仕事が終わらず、また作る時間がないというジレンマ?があるということが書かれていたんですね。

もし地域の中にこども1人でも食べに行ける食堂があれば、週に1日や2日ぐらい、「今日は食堂で食べてね」っていう日があってもいいんじゃないかって思ったんです。

何年かかるか分かりませんが、いつか「かもめ食堂出張所」として「まちの食堂」をオープンしたいと思います。

今日のおやつ 米粉のワッフル

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