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なめこの旬

こんにちは

きのこは香りも食感も良く、コスパにも優れ
ダイエットの強い味方でもある食材です

きのこ類の旬は、大体秋ですが
なめこは、
9月から11月にかけての秋に旬を迎えるそうです

年間を通じて市場には出回っていますが、
天然でおいしく召し上がれるのは
9月から11月だそうです

今回はなめこの栄養効果などのお話をいたします


なめこについて

なめこはエギタケ科スギタケ属のきのこで、
日本では古くから味噌汁や和え物として
親しまれていました

なめこは全国各地で生産されているきのこで、
主な生産地は新潟県、長野県、山形県などが
挙げられます

なめこは、天然ものと栽培物があり
天然ものは、ブラやナラなどの広葉樹林から
採ることができるそうです

一方、現在流通しているほどんどのなめこは
菌床栽培されたものだそうです


なめこの栄養と効能

なめこは全体の92%以上が水分であるため、
低カロリーです

・食物繊維

なめこには食物繊維が豊富に含まれており
食物繊維のバランスは理想的で、
不溶性:2.3g、水溶性:1.0gと
2:1の割合で含まれているそうです

不溶性食物繊維は、発がん物質や化学物質などの
有害な物質を排出する効果、
水溶性食物繊維は、腸内環境を整え
便秘を解消する働きがあります

また、コレステロール値の低下や血糖値の上昇を
緩やかにする作用もあるそうです

そのため、なめこは
生活習慣病や肥満の予防に有効な食材と
言えるでしょう


・ナイアシン

ナイアシンは水溶性のビタミンに分類される栄養で
炭水化物、脂質等の代謝をサポートする
補酵素の役割があるそうでふ

さらにアルコールの代謝を促し、
アセトアルデヒドを分解する働きがあるそうです

お酒を飲む前に摂取すれば、
二日酔い防止の効能を期待できるでしょう


・葉酸

葉酸はビタミンに分類される栄養素で、
細胞分裂を活発化させて、
胎児の先天異常を防ぐ効果があるそうです

また、体内の新陳代謝を促進するので、
アンチエイジングの効能もあるそうです

葉酸は特に女性に深い関係のある栄養なので、
妊娠期と閉経期にオススメだそうです


・パントテン酸

補酵素であるパントテン酸は、
炭水化物や脂質の代謝をサポートする
補酵素として働く栄養素で、

エネルギー生産を効率化する効果があるそうです

また、ストレス適応にも深く関わる栄養素であり
ストレスを感じたときに、
副腎皮質ホルモン(抗ストレスホルモン)の
合成を促進して対応します

パントテン酸が不足すると、免疫力が低下し
風邪を引きやすくなったり
体調を崩しやすくなったりするため注意が必要です


・鉄分

なめこには、銅や鉄分も含まれているそうです

鉄分は血液の主成分となり、
銅は体内でヘモグロビンをつくる際に
鉄分を必要な場所へ運ぶ役割があるため、
貧血予防に優れた効能があるそうです

また、体内で必要な約10種類もの
酵素の材料となり、
体内活動に不可欠な栄養のひとつです

また、なめこには貧血予防に必要な亜鉛や
葉酸なども微量ながらも含まれているそうです

銅はコラーゲンの生成にも必要な栄養で、
健康的な肌や髪、骨の形成にも関わっているのも
見逃せませんね


・βグルカン

なめこには不溶性食物繊維の一種である
βグルカンが含まれているそうです

不溶性の食物繊維は胃や腸で水分を吸収し
大きく膨らみ、腸内環境を改善し
便通を促進する効果があるそうです


・コンドロイチン

なめこのヌメヌメ成分は
コンドロイチンも含まれているそうです

コンドロイチンは軟骨を構成する成分であり、
軟骨に水分を運ぶ役割をするそうです

軟骨に保水性や弾力性を持たせる作用がある事から
肌を若く保つための化粧品にも用いられるそうです


なめこの食べ方

サッとゆで、そばやうどんのトッピングや酢の物、
味噌汁や鍋に入れるのも美味しいです

なお、なめこは傷みが早いので
購入したらすぐに調理するのがオススメです


なめこの保存方法や賞味期限

生のなめこは2日程度、熱処理をしたものは3日程度を
目安に食べ切るのが無難だそうです

開封したなめこは、密閉できる容器に入れ
空気に触れないように冷蔵保存しましょう

冷凍保存する場合は、チャック付きの保存袋に入れて
しっかり空気を抜いた状態で冷凍庫へ入れましょう

使うときには必要な量だけパキンと折って使えます

2〜3週間が冷凍保存期間の目安で、
腐ると黒っぽくなったり、異臭がしたりしますので
異常が感じられたら期間内でも処分しましょう


さっと洗って使いましょう

しめじやエリンギ、しいたけなどのきのこ類は、
洗わずに表面の汚れを拭き取って使うのが基本ですが、
なめこはヌメヌメするので、
一粒ずつ拭き取るのはむずかしいですよね

そのため、軽く水洗いしてから調理することを
オススメします

ただし、洗いすぎるとぬめりの中にある旨味成分や
栄養も流れてしまいますので
さっと軽く洗う程度が良いでしょう


必ず加熱してから

また、なめこは和え物や汁物などの
いろいろな料理に多く使われますが、
加熱調理してから食べた方が安全です

生で食べると食中毒を起こす危険性があるため、
生食はやめておいたほうがよさそうです

生で食べてしまったからといって、
死に至るような重篤な症状になってしまうのは
極めて稀のようですが、
それでも生なめこを食べてしまい
食中毒を起こすことがあるそうです

しかし、食中毒の原因物質が検出されず、
厚生労働省では原因不明とされているそうです

食中毒を防ぐために、
生なめこはしっかり加熱処理をして食べましょう

ぐつぐつと長時間加熱すると旨味が流れてしまうので、沸騰したお湯で2分ほどゆでるか、
電子レンジで2〜3分加熱してから調理しましょう


まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます

きのこは通年出回っている食材ですが
やはり本来の旬の物は味わい深く栄養価も高いので
ぜひ旬のきのこを味わっていただきたいです


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