松林 大輔|ストスマCEO |人的資本推進協会 代表理事

ストリートスマート創業者/人的資本経営推進協会 代表理事/日本初の Google 認定…

松林 大輔|ストスマCEO |人的資本推進協会 代表理事

ストリートスマート創業者/人的資本経営推進協会 代表理事/日本初の Google 認定パートナー/Google Workspace の導入コンサル・活用支援/企業DX / ICT教育/テクノロジーと「人」をつなげる/ ASEAN での市場創出を目指し、日本⇔タイを往復中!

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"テクノロジーと「人」をつなげる" ストリートスマートの事業の創り方

ストリートスマートは、以下のミッションとビジョンを掲げています。 ミッション:テクノロジーと「人」をつなげる ビジョン:DXを通じて社会変革をリードする 日々素晴らしいテクノロジーが生み出され、進歩していく一方で、私たち人間はそれらを十分に使いこなせておらず、むしろギャップが広がっているように思います。テクノロジーは、私たちの仕事だけでなく生活を含めたあらゆる場面で社会のインフラとして浸透してきていますが、人々がそれらを使いこなせてこそ、その価値を最大化し、社会課題の解決

    • “テクノロジーと「人」がつながる社会”の実現に向けた事業戦略

      今回は、自分たちのミッションを実現するための事業戦略について、書いてみます。 私たちストリートスマートは、"テクノロジーと「人」をつなげる"をミッションとして、Google Workspace の導入支援・活用支援の事業を展開してきました。 この事業を開始して10年以上が経過しましが、ニッチに専門性高くサービスを展開してきたことで、企業では3000社以上、自治体では44都道府県という数多くの組織での Google Workspace の導入・活用に関わらせて頂きました。

      • 日本の伝統とゼブラが日本を変える?!

        先日、日本政府が発表した「経済財政運営と改革の基本方針2023(通称「骨太の方針」)」および「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画」で、ゼブラ企業の推進の方針が明らかになりました。 その影響もあってか、最近またゼブラ企業という言葉をちらほらと聞くようになってきました。今日はそのゼブラ企業について私の見解を書いてみようと思います。 第二次世界大戦以降、日本は大きな経済成長を遂げて経済規模が拡大し、様々なものやサービスで満たされている社会になりました。経済発展とともに

        • なぜいま人的資本経営なのか?企業に人的資本経営が必要な理由

          従業員が持つ知識や能力を「資本」とみなして、持続的な企業価値の向上につなげる経営の在り方を目指す「人的資本経営」。2022年10月、この「人的資本経営」を研究・発信することを目的とした、「一般社団法人 人的資本経営推進協会」を設立し、代表理事を務めています。 いよいよ、2023年3月期決算から上場企業を対象に情報開示が義務化され、さらに注目を集める「人的資本経営」ですが、その本質的な背景を理解されている方はそれほど多くないかもしれません。世界的なESG投資の広まりや、人口減

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        "テクノロジーと「人」をつなげる" ストリートスマートの事業の創り方

          “新しい時代の「モデル」を生み出し続ける” ストリートスマートが目指すあり方

          少し前に、ストリートスマートという会社がいままでどのように歩み、現在の事業を創ってきたのかという話を書きました。 今回は、これからのストリートスマートがどうありたいと考えているのかについて、詳しく書いてみたいと思います。 社会変革とは何かストリートスマートではビジョンとして「DXを通じて社会変革をリードする」を掲げています。まずは私たちが「社会変革」をどう捉えているのかからはじめましょう。 社会変革とは、マイナーをメジャーに変えることだと考えています。 例えば、社会に

          “新しい時代の「モデル」を生み出し続ける” ストリートスマートが目指すあり方

          大型カンファレンス at Will Work 崖っぷちからの大成功?!〜運営での苦労とそこで得られたこと〜

          今回は、先日書いた at Will Work を設立した背景に関する記事の続きです。 2016年の年始。 藤本あゆみさんに出会ったことがきっかけで、一般社団法人 at Will Work を共同で設立することを決め、取り組み内容についての議論が始まりました。 働き方の選択肢を増やすことを目的に自分たちがやるべきことは何だろう? そんな話をする中で大きな取り組みの1つとして、1年に1度の大型カンファレンスの開催を決めました。 今でこそ、大型のカンファレンスもよく開催される

          大型カンファレンス at Will Work 崖っぷちからの大成功?!〜運営での苦労とそこで得られたこと〜

          大型カンファレンス開催の裏側〜なぜat Will Workを始めたのか?〜

          ストリートスマート創業から7年が経った頃、”働き方”を選択できる社会の実現を目指して、一般社団法人 at Will Work を設立しました。 2016年の設立以来、大きなカンファレンスを毎年開催してきたこともあって、この活動を知ってくださっている方も多いのではないかと思います。 今日は、なぜITの導入活用支援を展開してきたストリートスマートを経営する私が、働き方に関する一般社団法人を設立することになったのか?その経緯について書いてみたいと思います。 現在の Google

          大型カンファレンス開催の裏側〜なぜat Will Workを始めたのか?〜

          “未上場”で売上100億円を目指す理由

          ストリートスマートを創業してから、14年。 改めてこの14年を振り返って、たくさんのご支援のおかげでここまでやってこれていることに感謝しています 最初のメンバーが社員として入社してくれたのは2012年なので、その時が私の経営者としてのスタートと言えます。それからすでに11年という時間が経過し、あっという間にも感じますが、その間に少しずつ事業と組織が拡大し、数十人規模の会社になりました。 私は様々な場において「上場を目標にせず経営をしている」という話を発信してきましたが、今

          資金調達(ファイナンス)で、私が最も大切にしていること

          物事の本質を見極めて行動することが大切で、経営においてそれを実現するためには、キャッシュに余裕を持つこと、つまり資金調達(ファイナンス)に関する知識が不可欠であると以前の記事で書きました。今回は、私が資金調達について日々考えていることを書いてみたいと思います。 先日も記事に取り上げさせていただいた稲盛和夫さんの言葉に「土俵の真ん中で相撲を取る」というものがあります。これはイメージがしやすいと思うのですが、土俵の真ん中が土俵際だと思って仕事に取り組めば、万が一何か不測の事態が

          資金調達(ファイナンス)で、私が最も大切にしていること

          稲盛和夫氏の「経営12ヵ条」について思うこと

          稲盛和夫さんのご冥福を心よりお祈りいたします。 ストリートスマートを創業して間もない頃、先輩経営者に勧めていただき、稲盛さんの主宰する私塾である盛和塾に入塾しました。当時は、会社経営において「どんな会社にしたいか、どんな成長をしていきたいか」といった強い目的意識を持っていたわけではなく、自分の生活や目の前のことしか見えていませんでしたが、盛和塾で稲盛さんの思想に触れたり、著書を読む機会が増え、今では私の経営思想に非常に大きな影響を与えていただいたと実感しています。 稲盛さ

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          走りながら考え、本質を見極める

          「まず行動してみよう」「走りながら考えよう」は、私がよく使う言葉です。 この言葉を使うようになった背景には、独立当初の失敗の経験があります。独立すること自体を目的としていた私は、事業内容についてこだわりがなく「お金」の軸だけでいくつかの事業を始めたのですが、思うように売上は上がらず、1年ほどでキャッシュが尽きかけました。 より詳しい創業までのストーリーはこちら 「社長である自分が、すべて決めなくてはならない」という考えに囚われたことが、失敗の大きな要因でした。 という

          「ご縁」について、考えていること

          日頃から「ご縁」という言葉をよく使っていて、会社のスタッフに「松林さんにとって”ご縁”ってどんなものなのですか?」と聞かれたので、「ご縁」について考えていることを書いてみたいと思います。 「ご縁」を意識するようになったのは、いまでもお世話になっている先輩方との出会いが始まりです。 私は、ストリートスマートを創業する前、全国で洗車場を運営する会社で働いていました。学生時代にインターンとして入社し、何もわからないところからのスタートでしたが、厳しい環境でありながらも、愛情を持

          安定志向だった私が、ベンチャー企業経営者になるまで

          私は、28歳のときに独立し、株式会社ストリートスマートを創業しました。今年で14年目を迎えようとしています。 創業してから、現在の「テクノロジーと人をつなげる」というミッションのもと、Google Cloud のプロダクトの1つ Google Workspace の導入・活用支援のサービスを提供することになるまでも紆余曲折があったのですが、今回は、私の幼少期から、ストリートスマートという会社を創業するまでの話を振り返ってみたいと思います。 実は、公務員の両親のもとで育った

          安定志向だった私が、ベンチャー企業経営者になるまで