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ウチら棺桶まで永遠のランウェイ/KEMIO





積読本📚の中から、KEMIOさんの初エッセイ
「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」を拝読しました📖´-
(2024,3,19 読了)




クリエイター、モデル等で活躍されているKEMIOさん。
私はお名前とお顔をなんとなく存じ上げていたくらいなのですが、少し前にフォローしているNahomiさんのYouTubeで本書がご紹介されていて気になり購入してみました。





私はKEMIOさんのことほとんど知らないし、なんでこの本が気になったのか自分でもよく分からないのですが恐る恐る開いてみた未知の扉に始めは戸惑うばかりでした。
KEMIOさんって本来なら多分私が最も苦手とするタイプの人。忙しなくしゃべるし(文章から伝わってくる)、言葉が上品な訳でもないし(上品とかの前にギャルみたいな口語文)。
でも、ページをめくる度に不思議とどんどん惹き込まれていました。



なんでだろうと考えてみると。
まず押し付けがましくない。更に図太く生きるタイプですがしっかり繊細さもある。
繊細さって人に必要なものだと私は思います。繊細を盾にするのは少し違うかなと思うけど、人は程よい繊細さがないと周りの人たちへの配慮が欠けてしまうような気がします。
それはさておき、なによりKEMIOさんは軸がブレない。

絶対にぶれない軸は「人をハピネスにする仕事をしたい」ってこと。



本人がおっしゃるようにそんなKEMIOさんの想いがところどころに溢れているように感じました。
ハチャメチャな口語文も人が気負わなくていいように、取っ付きやすいようにとの配慮からのことなのではと思えてきます。
この表現が正しいかよくわかりませんが、KEMIOさんの言葉は魂が通っている気がするのです。

人なんて悩みごと工場だし、自分の力でさばいていかないと出荷が間に合わないよ。


自分のスケッチブックには自分で描いて
人のスケッチブックには落書きしないで。




きっと本書が発刊され、みんなの話題に上がっていたときならば絶対に拝読することはなかったことでしょう。本ってやっぱり必要なタイミングで手元に届くようになっていますね。
KEMIOさんと同世代の方、若い方にはKEMIOさんの言葉が私よりもっと響くかもしれませんが、疲れてしまっている中高年の方々にこそ私は本書をおすすめしたいです。
きっとハッとする言葉と出逢えるのではなかと思います。



しょんぼりした時はまたKEMIOさんの言葉で元気づけて貰おう。











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