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十二番目の天使/オグ・マンディーノ 坂本貢一(訳)






読者好きが集まるオプチャでご縁があった読友さんがご紹介されていた #オグマンディーノ の著書『 #十二番目の天使 』を拝読📕しました。翻訳は、 #坂本貢一 さん。





真摯に生き、幸福を掴みとった矢先に不慮の事故で最愛の妻子を亡くしてしまう主人公。
一気に人生のどん底に突き落とされた主人公は自死しようとしますが、そこに親友が現れたことがきっかけで地元のリトルリーグの監督をする流れになっていきます。




自分の目の前に起こることは全てに意味があることとは理解しつつも、受け入れ難い出来事もあります。
真摯に生きてきただけなのに、何故このような仕打ちを受けないといけないのか、これが試練というのはあまりにも残酷ではないか。
誰を責めたらいいのかも分からず、私も主人公だったら自死を選択したくなるかもしれません。




ただ、十二番目の天使である少年と出逢ったことで、主人公と一緒に私も、心の闇が少しずつ晴れていくのです。



『毎日、毎日、あらゆる面で、私はどんどん良くなっている!』
(フランスの心理療法士 #エミールクーエ の言葉)

『絶対!絶対!絶対!絶対!絶対!絶対!あきらめるな!』
( #ウィンストンチャーチル の言葉)


始めは自分のことを慰める為に少年が発していたこの2つの言葉は、やがてチームへ広がり、観客にまで広がっていきます。



読んでいる途中は、そうやって自己肯定感を上げていくのは素敵なことだなぁくらいにしか思っていませんでしたが、終盤に差し掛かり、少年がどんな想いでこの言葉を発していたのかと思うと涙が溢れ、読み進めるのに一苦労。


改めて、自分の宿命を理解し受け容れるということを少年から学びました。


さすが、世界中で最も多くの読者を持つ人生哲学書作家と名高き著者。
この一冊を読んだだけで、スッカリ著者に魅了されてしまいました。


本書の中には、主人公が昔読んでいた本として、名著も多く登場していたので、そちらも併せて拝読していきたいと思っています。
また積読📚が増えるけど、ヨシとしておきましょう🤣






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