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休職アラサーでもトヨタ流の仕事をする4つの考え方

私は休職経験のあるアラサーOLです。

私が休職するほど心を病んだのは「仕事が終わらない」から。

つまり効率の悪さがかなりの要因です。
だからこそ、転職して1番大事にしているのは「効率」です。

効率を高めるのは、早く仕事を終わらせて二度と心を病まないため。

そこで参考にしているのが「トヨタの仕事術」系の本。
(タイトルに「トヨタ」って書いてあるとついつい手に取っちゃうんですよね。)

トヨタ関連の本、10冊ほどは読んできましたが1番参考になったのがこれ。

どんな仕事でも必ず成果が出せる トヨタの自分で考える力/原マサヒコ


トヨタで伝わる思考法や仕事術を物語形式でまとめた本です。
その中でも特に私が特に参考になった考え方を紹介します。

1. 巧遅より拙速

「遅く上手くやるよりも、つたなくても早く出せ」ということ。

「資料は7割でも出しなさい」とか、この本以外でもよく聞く言葉ですね。

私も昔は完璧主義でした。
期限より早く仕上がったのに、まだ改善出来るんじゃ無いかと提出できないこともしばしば。

今は期限より1週間前だろうが1ヶ月前だろうが7割で出します。
むしろ5割で出す時も。

方向性が間違ってないか早めに確認できるメリットもありますが、それだけではありません。

早く提出すれば、上司も指示した時の記憶が鮮明なままチェックできます。
だからこそ、正確なフィードバックにつながるんです。

また、私は取材に行って記事にするという仕事があるのですが、大体次の日には大方記事にしてしまいます。

自分にとっても、記憶が新鮮なうちに仕上げる方が高いクオリティが出せると思います。

2.他部署に飯を食わせてもらってると思え


私の心が見透かされているのかと、びっくりした言葉です。

連携して進める案件で、事前に打合せしていたのに急に本番で内容を変えたり、うちの部署の確認を待たず進めたり。
そうして、他部署にイラついていたからです。

でもこの言葉にハッとしました。
特に私のやっている広報、販促の業務は会社の事業あってこそ。
商品やサービスを作る部署がないと何もできない。
まさに私が飯を食えてるのは、他部署のおかげでした。

私は出世欲があり、自分の部署のことだけ考えていたら、それこそ上には上がっていけないですね。
視野の狭さに反省。

3.横展思考


「上手く行った方法を違う仕事に流用する」という事です。

この考え方は知っていました。
これまでも提案書も先輩のをコピーして上書きしたり、二度目ら1から作らなくて良いようにフォーマットを作ってみたり。
横展思考は時短術でもありますね。

また、自分が発見したことを周りに共有するのも横展のひとつです。
今日、気になるセミナーを申込みましま。
一人参加でいいかと思いましたが、他にも興味がある人がいるかも。
横展横展と思って、共有リストに入れました。

4. 逆らわず、従わず

この言葉の補足として、こんなことが書いてありました。

「カタログエンジニア=マニュアル通りそのままやる人、はいらない」

私、新卒の会社ではまさに「カタログエンジニア」でした。
上司の言いなりで自分の意見がない。

見かねた先輩に「今のあなたはあの上司の犬でしたかない」と言われた事もあります。
(これを飲み会でシラフの先輩にいわれるという。笑)

2回転職して、この言葉が腑に落ちました。

今は、逆らわずのところからあまり守っていいないかもしれません。笑
とりあえず、上司からの指示があったら納得できるまで確認します。
また場合によっては自己判断で勝手に進めることも。
(この見極めには、上司の性格と自分の技量が重要!)

また、指示ではなく新しい仕事を提案することも増えました。
その時は、目的、スケジュール、費用感、他社実績などを簡単にまとめて交渉します。
(このワード作りに時間をかけてはいけません!それこそ巧遅になっちゃう。)

よく考えれば、上司だって1から10まで指示するのは面倒臭いはず。
現場を知ってる自分だからこそこうするんだ、という理由を添えると、意外とすんなり進むものです。

実はこの本を読んだのは本の1週間前。
だけどこんなに役立つことがありました。
他にも参考になる考え方が盛りだくさんなので、ぜひ読んでみてください〜!

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