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自分らしく生きる。これからの生き方について

皆様こんにちは。

今回はタイトルにある通り、私のこれからについて書いていこうと思います。

なぜこのタイミングかと言いますと、私、ようやく人生の中で追求していきたいと思えることが見えてきました。

それは一言で言えば、”自分らしく生きること”です。

誰もが自分らしく生きたいと思ったことがあると思いますが、周りの人間の話を聞いていると中々それを体現してる人、できている人って少ないんじゃないかという印象を受けます。

「こういうふうに生きたい!」と思っていても、「どこかこうしなきゃ…」という制約があったり、「これじゃダメだ…」とブレーキをかけてしまったり。僕の周りには仕事を理由にそういう苦悩を抱えている人が多いです。かつては僕もそうでした。

でもコロナで退職してから自分自身を見つめ直した時に、それって凄く勿体ないんじゃないか?と考えるようになったんです。そもそも人生において生きることって仕事をすることよりも大切なのに、仕事に支配されて自分の思い描くことができない人が一定数いるということを知った時は、なんだか寂しい気持ちになりました。(それも同年代、人生これからという年齢なのにですよ)

僕はそんな人生は送りたくありません。仕事よりも、自分らしく生きることに主眼を置いていきたいと強く思いました。もちろん仕事は生きていく上では必要なことですが、まずは自分がどう生きたいか、その目的の手段として仕事がある、そんな立ち位置で捉えています。

なので今回は、生きていく上で最も大切にしたい”自分らしく生きること”、そして最後に"これから=今後"について、現時点での考えを記していきたい思います。


自分らしさとは何か??



早速ですが、自分について何度も自問自答していった結果、自分らしく生きるためのヒントが見えてきました。

自然体でありのままに生きる。まったりとマイペースに。健やかに暮らす。

こういったことを追求していきたいとイメージが湧いてきました。自分でもまだ輪郭ははっきりしていませんが、自分の人生を振り返っていく中で、どうやら自分らしさはその周辺にあるんじゃないか、ということが見えてきたんです。

自己探求のきっかけ-コロナによる退職-



最初の記事でも書きましたが、私はこの一年半コロナに感染し、後遺症に悩まされた結果1年半に渡って療養する形となりました。その間、果たして自分の身体がいつ元の状態に戻るのか、といった漠然とした不安を抱えながらも、自分はどういう存在であるのか?これからどうなりたいのか?どう生きていくか?ということをひたすら考えていました。

大学・大学院まで進み、勉学には励んできたものの、職歴で言えばたったの1年半のキャリアしかなく、そこで何か自分の強烈な武器ができたとはお世辞でも言えない状態で退職し療養期間に入ったので、これからどう生きていくかという問いは自分にとってかなり大きなテーマでした。

四半世紀の人生の中から手がかりを探したり、勉学に励んだ経験や仕事で行った業務の中から向いていることや好きなことの共通点を見出そうとしたり、後遺症が軽減してからは友人知人と将来について話したり、とにかく色んな角度から今後の人生について四六時中ぼんやり考えていました。


人生を振り返ってみて気づいたこと


my photo:「雨降る夕暮れにて」


人生を振り返る中で気づいたことは、ざっとこんな感じでした。

・演じることが苦手であること。
・嘘がつけないこと。
・自分のペースが明確にあること。
・結果よりも過程に価値を見出すこと。
・競争が好きじゃないこと。


演じることが苦手。


まず出てきたのは「演じること」、苦手ですね(笑)。正確に言えば一時的に演じることよりも時間軸長く演じ続けることが苦手です。仮面を被り続けていると苦しくなってしまいます。

例えば、これは新入生とか新入社員とか新入りの方あるあるだと思うのですが、日本では先輩や上司に気を遣ったり媚びを売ったりする文化が日常的にありますが、それがあまり好きじゃありません。厄介なのが、一度そういう態度をとってしまったら最後までそれを貫かないといけなくなるじゃないですか。あれ辛いですよね。(笑)(最初の自分がいけないのは目を瞑ってください)

要は自分の意思を押し殺して迎合するのが無理なので、自分がやりたかったらやるし、そうじゃなければやらない。そういう世界で生きていきたいなということに気がつきました。
この点、自分はようやく27歳という若くも老いてもない中間のポジションになってきたので幾分楽になりました。年齢が下の方などに必要以上に気を遣われるのもやめてって思ってしまうので、のほほんとしている人の方が気が合います。嘘がつけないのもこれと同義ですね。


自分のペースが明確にある。


結局どういうことかと言うと、自分にとって心地良いペースが確立されているから、その場や誰かに合わせて演じることが負荷になってくるのだと思います。自分が演じている時も他人が演じている時も、どこかぎこちなさや違和感を覚えます。

先程の例に挙げた話だと、自分が無理ない範囲で組織や環境に対して振る舞い、溶け込めばいい。そこに過剰なサービスや迎合はなくて良くて、各人がありのままに好き自由にいられることが一番幸せなんじゃないかと、そう思ってしまうんです。(調整が上手い人には頭が上がりません。)


結果よりも過程に価値を見出す。


my photo:「毎朝淹れているコーヒーの様子」



結果よりも過程にこだわりたいところもあります。サッカーで言うとゴールよりもその前のパスワークやその流れに魅力を感じます。釣りでは100本釣り上げるより10本釣り上げるまでをいかに楽しんだかが大事だと思ったり。コーヒーは豆から挽いてハンドドリップで淹れて飲むまでがセットで満たされたり。何やら凝り性な人間です。
お分かりの通り、量より質派です。効率よく結果や成果を求められる現代とは真逆ですよね(笑)。競争が好きじゃないので、他人と成果で比べられたりそれで煽られたりするとモチベが下がります。

以前勤めた会社もそのような風潮がありました。目の前のお客様のために、と言いながら実態は売上売上売上のため。現実はそうハッピーではないんだなと痛感しましたね。サービス業だから仕方ないのですが、忙しなく過ぎていく時間がとても空虚に思えてしまう瞬間もありました。

どうも肌に合わなかったなと今更ながら思いますが、これまで書いた内容からして当然ですよね(笑)。自分を知れば知るほど適職ではなかったなと。就活で言う自己分析ってそんな簡単にできるものではないですが、自分を知ろうとする中で色々考えていく時間はとても大切だなと思います。

でも、これは結果論であって、実際にやってみて肌で感じてみなければわからないことはたくさんあるので、飛び込んで経験してみることはどう転んでも後々財産になると思います。自分の決断を信じて何事もやってみると答えが見えてくるんだと思いました。

行き着いた答えは原点だった。


my photo:「何気ない夏の日に撮った一枚」


さて少し脱線しましたが、なんでこういう気質になったんだろう?と更に考えていった時に、自分のルーツについて考えてなかったなと気づきました。

僕のルーツの一つとして、自然と共に生きてきたことが少なからず影響しているのではないか?と。

私は郊外の田舎町に生まれ、海や畑が目の前にあるような自然豊かな環境で育ちました。家業が第一次産業であったこともあり、そういったことにもかなり影響を受けているはずだと思ったんです。

自然の力って物凄いじゃないですか。人間がどうこうできないほどの大きなエネルギーがある。山を見ても川を見ても海を見ても、その壮大さに触れるといつも感銘を受けたり親近感が湧いたり、元気をもらったりする。
小さい頃からぼーっと自然を眺めたり、触れて感じたり、そういう機会に恵まれていたんだなということに気づきました。自分の中で当たり前だったのですが、どうやら当たり前ではないなと。

そういう環境の中で、自ずと自然を味わう経験値が上がり、自分が自然体でいることの価値観や、自分のペースを大切にすることを養っていったんだろうなというのが今の所納得のいく着地点です。自然の味わい方については今後詳しく書いていきます。

この他、末っ子であることや左利きなことも関係していると考えられます。
末っ子は上の人から教訓を得て伸び伸び自由奔放に育つ傾向があり(まさにこれでした)、左利きは脳の構造や使い方が右利きの人と異なることや、義務教育過程における集団生活でマイノリティであるために様々な葛藤や調整を経験する中で、独創性が育まれやすいという言説があるようです。(わかりみが深かったです)

まあ人間の性格や思考は様々な経験が複雑に積み重なってできているわけですから、ここの探求は死ぬまで続くだろうと思います。とりあえず27年生きてきた自分の中の答えとしては、かなり精度が高いところまでこれた気がしています。


自然体でありのままに生きる。


my photo:「夕焼け」


ここまでつらつらと書いてきました。
それらがようやく自分の中で繋がって、自分らしく生きる際の方向性が見えてきました。

自然体でありのままに生きる。

これだ。自分の中で腑に落ちる言葉です。

変に偏ったり力んだりせずに、その場に空気のようにありのままの姿で馴染んでいく。無理せず自分のペースでじっくりと進んでいることを感じ、日常の些細な一つ一つの物事を丁寧に味わいながら暮らしていく。

これからはこの言葉を自分の中で味わい、育てていこうと決めました。


これからについて


my photo:「一本の木」


これまでは株式投資や資産形成についての発信が中心だったのですが、少し路線変更というか、範囲を広げてやっていこうと思います。

大まかに、自然や暮らし、そしてお金について、発信していこうかなと。

なんやかんやこの一年の気づきが自分にとって大きかったなぁと感じます。株式投資をしたり、簿記会計の勉強したり、自己探求したり。それら全てが今、そしてこれからに繋がってくると確信しています。

これまで点として認識していた自分の強みである自然体でいること、マイペースに生きること。今はそれが線になりつつあり、これからの人生ではそれをさらに追求・探求していくんだと思うとワクワクします。

そして4月からは親元を離れ、パートナーと共に地方移住します。暮らしについての本格的な実践が始まるのはこれからです。色々な試練があると思いますが、自分らしく、自分たちらしく充実した生活を送っていきたいです。

今後の投稿もぜひお楽しみにしていてください。気まぐれで投稿します。

それではまた。


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