見出し画像

人生に“一時停止”機能がほしい

いま目の前に、自分自身で作り上げた、他者には見えない透明な壁が立ちはだかっている。

短期集中、
何が何でも無理やりによじ登るのか。

それともじっくり時間を割いて
壁を壊す方法を模索するのか。

はたまた、いつか消滅することを願って
ボーっと時の経過を待つのか。


大人になることは強くなることではなく
己の弱さを知ることで、大人になったら何でもできるわけでもなく、逆にどんどん何もできなくなる。

地位や名誉や責任を背負うことは強さでもあり弱さでもある。

そしてこの「自分の弱さを認める」という作業が私はめっぽう苦手だ。


なんでもできると思っている間は子供で、
いろいろなことが繋がっているという事がわからない間は幼稚で、

大人になると 
はたと気づく。

頑張って頑張って己の責任を果たそうとすると何かが欠けていく。
いや、もともと欠けていたのか?

己のできない
己の弱さは
他の人にカバーしてもらう。

何かを極めれば、他をみれなくなる。
すごい医者はすごい美容師にはなれない。
すごい料理人はすごい作家にはなれない。

果たして自分は人様にカバーしてもらえるような生き方をどれだけできるだろうか。

ふと、感慨深くなる連休ど真ん中。


ほんとうは弱さから逃げてるだけなのだ。

毎日の生活を、
ちょっくら一時停止したい。

ちょっくら寿司でも食べるか。

スーパーのニ人前寿司をひとりで頬張る。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?