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ADHDが写真家として、人生のコントロールができるようになった話 その1

まず私のことを書いてみる。

・フリーランスフォトグラファー
・未婚 ・写真だけで生活をしている人 
・ADHD診断を受ける

職業「写真家」

この世の中、どうやら写真だけで生活ができる人はどうやら数パーセントしかいないというから、自分がなぜこれで20年近く生活できているのか、それも併せてコツを書いていこうと思う。

自分がADHDというのは、病院の診断によるものである。
そもそもパニック障害になってしまい、電車に乗ると嘔吐するところから病院にいくようになった。
医者に興味本位で「心理テストを受けたい」といったら受けさせてもらった。それが、WAISっていう診断テスト。
グラフで表示される場所が凸凹とした差が
激しい状態で「ADHDだね」という診断を受けた。
4つのジャンルが分かれていて、ジャンル別にIQ130とIQ90の差があった。
そこからは、いろいろ楽になったわけだよ。

私の場合はこれ

・単純作業ができない
・正確にできない
・時間が守れない
・物忘れがひどい
・後回しにする
・じっとできない

こういう特性、ADHDあるあるらしい。それを知って、ちょっと楽。
こういう特性がある人はわかるとおもうんだけど、
自分が何とか直そうと思ってもできない。

なのに誰かに怒られるわけで、誰かと比較もされやすい部分。

彼氏と待ち合わせて基本遅刻してしまう。
それはもう、自分が頭おかしくて自分を責め続けなくてもいいということだ。

とりあえず、自分がADHDかもしれない人は

1:病院いって診断をもらおう

誰がなんといってもADHDのせいにしているっていわれるかもしれないが、
私はすすめたい。だって、ADHDの特性をもちながら自分がADHDであることに気づかず生活することって、とんでもなくしんどいこと。
その特性に気づけばあとは対処をするだけなんだから。

2:身内には伝える(仕事と関係ない人)

本当にADHDだったり、ADHDに近いといわれたら、
いったん周囲に伝えたほうがいい。
そのとき「ADHDなんだから遅刻してしまった」っていういい方は絶対よしたほうがいい。病気を理由にしているっていわれるって、言われてしまう。
ADHDになったことのない人には、本当の意味で絶対にADHDは理解ができないから、そこはストレートに言ってはダメだ。

3:ADHDっぽい人がいるところが職種として最適

写真家になってきづいたのは、ADHDっぽい人が成功しているっていうイメージがある。イベントの登壇者、本を出版している人、有名なカメラマンなど、いろいろ一緒に展示会もしたけれど、大概は

「約束を守れない」

約束を守りたくないのではなく、守れない。
これって、私もそうなんだけど 「私に似てるな」って思った。
前職会社員時代は、時間通りに納品されたり、時間通りに仕事をしている人しかいなかった。写真家で成功してる人は、だいたいその逆をすすんでいるようにみえた。

でも、なぜ約束を守れない人がなぜ成功できてるんだろうって考えるとそのほかに大きなメリットがほかの人からある。

ADHDの特性による強みとされているものの一部

・行動力がある
・アイデアマンが多い
・好奇心の塊
・意志が強い

写真家として成功するのに
私が勝手に必要なものだと思っているものといえば

・営業力
・写真がうまい
・自分の写真を生かす方法を提案する
・色んな写真を撮るアイデア
・好奇心でいろいろチャレンジ
・やりとげる意思

そして「写真家」となのる方はフリーランスが多く、
そのためタスクやスケジュールが自己管理となるため
誰かに怒られる心配がないというところである。
逆に

・自己責任でタスクとスケジュール管理をする

といったことが必要となることも頭にいれておきたい。

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