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365の拍動と、BPM150の君が好きだったあの唄。
口ずさみながら私は今日も終末について考えていた。
首も吊れない短いロープ、花にもやれない涙なんていうくだらない塩水。
すっかり散らかってしまったグループホームの一室、
低めの温度で焚いた暖房を人肌の温もりと勘違いしながら、
孤独を紛らわしていた。

健康を願っているはずなのに、
薬を飲むのをやめられない愚かな私の内臓は、
もうボロボロになってしまっているだろうか。

ふと、一番苦しかったあの頃の記憶がフラッシュバックする。
今思い返せば、一番頑張っていたその頃が、
人生で一番輝いていたのかもしれない。

静寂に咲くマリーゴールドが過呼吸の私を見守っていた今朝も、
頭の中のたくさんの希望アンチの誰かの声は止むことはなく、
ここから飛び降りてしまえと耳元で囁いていた。

左腕の数多の傷跡を除菌シートで拭い、痛みを脳内麻薬に変換する。
すっかり薬の飲みすぎで記憶力なんてものは数分の一になってしまって、
きみが吸っていた煙草の銘柄も思い出せなくなってしまったね。

あの時大好きだったあの曲も、
今ではフラッシュバックのトリガーになってしまって、
この世のすべてが私を生きにくくする足枷のように思えてしまうんだ。

こんな人生だけれど、私は不幸だなんて思っていないよ。
溺れているけれど溺死のできない水槽の中で、
少しでも息継ぎができるようになったなら、
それは希望と言えるんじゃないか。
いまは練習中だけど、いつかできる日が来るって、信じてるよ。

毎日飲んでいる75錠の処方薬。
薬漬けの私は、献血にさえいけやしない。



私のすべてが終わる時、君は笑顔でいてくれる?


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