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ダイエットの危険はタンパク質が不足してしまうこと(プロテイン絶対必要)

プロテインといえば、ムキムキのボディビルダーのイメージだった。なんとなくドーピングっぽく、体にとって負担をかけるのではと不安で。しかし、勉強は大切。現代人の食生活にいかに「タンパク質」が大事かが痛いほどわかってくるにつれて、プロテインは欠かせないものになっている。

過去には「減らす」ダイエットを行い、かなり痩せたこともあるんだけど、今考えると、あれって危険だったんじゃないかな。特に、極端なダイエットを行なっている人は、タンパク質不足に陥っている可能性が大きい。タンパク質が不足しているかどうかをチェックして、ちゃんとプロテイン摂ろう。

ダイエットの危険

怖いのは食事量を全体的に減らす、または偏りのある食品ばかりを摂る極端なダイエット。食事量を減らすと、糖質、脂質に加えて、タンパク質も大幅に不足することになる。数年前の私の食生活、および過去に行っていた一日一食ダイエットなどを思い出した。

朝:食べられない
昼:焼うどん
間食:コーヒー・チョコレート
夜:カレー(または親子丼)
間食:ポテチ・ビール

典型的なダメダメの食生活。一時期、思い立って、一日一食ダイエットなどにチャレンジしましたが、今考えると冷や汗の出るような暴挙だ。ただでさえ糖質過剰のバランスの悪い食生活なのに、これを一日一食などにすると、より一層、体を作る原料が補充できなくなる。糖質の害よりも、タンパク質の必要量の不足が深刻だったのだ。この観点に立てば、当然、極端な糖質制限も危険と言える。

ダイエットは、「減らす」というよりも、必要な「栄養素を摂る」方向で考えなければならない。そういう意味でMEC(肉・チーズ・卵)はほかのダイエットよりもはるかに勝っている。減らすことより、食べることを重視するからだ。

タンパク質が不足しているサイン

タンパク質は体を作る「原料」だ。血液・皮膚・各臓器・筋肉などを作るためにはどうしてもタンパク質が必要。もし日々の食事でタンパク質が十分に入ってこない場合、体は、自らのタンパク質を使って体を作るしかない。その結果として、体に以下のようなサインが現れる。

・体重が減少する
・血が黒ずむ
・毛髪が褐色になる
・筋肉の緊張度が弱まる
・ウイルスや細菌に対する抵抗力が高まる
・成長が阻害され、また停止することもある
・疲れやすくなる
・血液が固まりにくくなる
・各器官の機能が低下する
・生理不順になる
・脱毛が激しい
・皮膚にシワができやすくなる
・老化が進む
・脈拍が低下する
・気力がなく無感動になる
・食欲不振になる
・手術後の回復力が低下する
・血圧の異常(高血圧・低血圧)をきたす
・体全体にむくみがでる
・便秘や腹にガスが溜まり、消化不良をおこす
・皮膚の表皮が剥離する
・骨の結合不良を起こしやすくなる

引用:タンパク質が肝臓病を克服した 監修須田都三男 八峰出版 P86-87

これは、体を作る原料が足りていませんよ!という明確なサインなので、このままにしていると、命にかかわるような症状だ。体重計なんてどうでもよい。とにかく、ちゃんとタンパク質を摂って!という体の叫びだ。

タンパク質は欠かせない

人間にとって、糖質も、脂質も、ビタミンもミネラルも、必要不可欠な栄養素ですが、その中でも、絶対に不足させてはいけないものといえばタンパク質だ。タンパク質は体にとって、まるでジョーカーのような役割だ。

「アミノ酸(タンパク質は分解されると、アミノ酸になります。)は肝臓でぶどう糖に変化することもあります。つまり、絶食したりしてぶどう糖が不足すると、アミノ酸が分解され、それを材料としてぶどう糖がつくられます(糖新生)。また、アミノ酸は、脂質が足りなくなると、いったん糖質に変わった後で、脂肪として生まれ変わることができるのです。

このようにタンパク質は、ほかの栄養素が欠乏した時にはその身代わりとなる反面、自分自身の代役はいないというとても損な役回りをしなければならないのです。それだからこそ人間の体にとってタンパク質ほど重要な栄養素はないと言うういい方もできるわけです。」(同 P86)

引用:タンパク質が肝臓病を克服した 監修須田都三男 八峰出版

何はなくてもタンパク質を不足させてはいけない。私はダイエットに取り組むなら、まずはプロテインによる置き換えダイエットが良いのではないかと感じている。

この本、かなり古い本だけど面白い。この本では、プロテインで長年の「痔」が治ったり、「椎間板ヘルニア」が治ったりという例が載っているが、体内におけるタンパク質の大切さを考えると、まったく不思議ではない。

まずはプロテイン

プロテインを毎日摂取するようになってから5年近く経つけど、それまでの生活で、いかにタンパク質が不足していたかを感じる。食欲は徐々に正常化し、お菓子・揚げ物・ファーストフードへの欲求がかなり消え去った。我が家のプロテインはボディウィング社のものだ。

メガビタミンも大事だけど、まずはプロテイン絶対量だけは減らしてはいけない。朝・昼・晩のプロテイン生活を通して実感中だ。そういうところも、藤川メソッドに惹かれる理由だ。

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大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq