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【お風呂】入る時間は食前か食後か?ストレス対策としての入浴法の結論。

私のお風呂苦手(面倒くさい)は、お風呂に入る最適な時間が分からないことが大きかったようだ。言い訳は色々ある。

・食後にお風呂に入ろうと思えば満腹で入りづらいので、時間を置いているうちに就寝が遅くなってしまう・・・。
・食前にお風呂に入ろうとすると、今度は食事の時間が遅くなってしまうので消化に良くない・・・。

とか、色々理由をつけてはお風呂を避けていた。特に「睡眠至上主義」なものだから、寝る時間(23時前後)との兼ね合いでお風呂に入る時間を捻出するのが大変だった

お風呂大好きな人は、私の気持ちが分からないかもしれないけれど、、、。そんな私も、お風呂研究の専門家である早坂氏の本を読んで、考え方が変わりつつある。そこで、お風呂に入るのに最適な時間はいつなのかを改めて考えてみることにした。

ストレス対策としてお風呂に入る最適の時間とは

メンタルを強くする健康習慣として、お風呂は欠かせないと気づいたのは最近のことだ。お風呂に入ると、強制的に自律神経のスイッチを切り替えることができる。張り詰めている交感神経を、副交感神経に切り替えられるのだ。

オンとオフがつかなくて、常に全力疾走で燃え尽き気味の私にとっては、お風呂に入るのがストレスをその日で終わらせ、次の日に持ち越さない最適の方法なのだ(と、気づいた)。

そこで、ストレス対策として考えた場合のお風呂に入る最適な時間を考えてみたい。

改善が必要!食前にお風呂に入るこれまでのパターン

これまでは、食前にお風呂に入り、上がってからゆっくり、くつろいで飲みながら食べるのがパターンだった。お風呂上りのビール(晩酌)は、心地よく、くつろいだ~という気分になる。しかし、大きな問題は食事の開始時間が遅くなることだ。

我が家は共働きでもあり、なんだかんだ仕事をしていると、夕食準備を開始するのは19時~20時だ。もし、夕食前にお風呂に入るとしたら、夕食開始は21時前後になる。そこから、飲んだり食べたりして就寝すると、胃に食べ物が残ってしまい、どうしても眠りが浅くなる。

何よりも問題なのは、お風呂後にせっかく上がった体温がすっかり下がってしまうこと。また、寝るまでの間にスマホを触ったり、PCで作業したり、せっかく切り替わった自律神経スイッチが、再びオンになってしまうことだ。せっかくのストレス対策が機能しなくなる。

そこで、早坂氏によると、お風呂に入るための最適な時間は、食後1時間だという。思考を「お風呂中心」にする必要がある。

食後1時間~お風呂に入るのが最適

「夕食後に1時間程度の休憩を設けてお風呂に入ることをおすすめします。この1時間の間に、体内で消化を落ち着かせます。そして入浴の代謝促進により、血糖値下降や消化・吸収が進み、穏やかな就寝につなげていくことができます。
このように考えると、ぐっすり眠るためには、夕食後から寝る前までのスケジュールが自然とできてきます。夕食後に休憩を1時間、お風呂に30分(そのうち湯船につかるのが10~15分)、歯磨きや着替えなど就寝準備に30分~1時間という流れが理想的かと思います。」(P79~80)

引用:最高の入浴法 大和書房 早坂哉哉

食後すぐだと消化が悪くなってしまうので、消化がおさまった食後1時間程度でお風呂に入るのが目安だとのこと。ちなみに、食後にお風呂に入ると、代謝がよくなり高血糖を抑制する効果があるらしい。

お風呂から上がって1時間半~2時間で体温はグッと下がる。このタイミングで眠気が襲ってくるはず。ここで寝てしまえば深い眠りが得られる。お風呂後は就寝準備をして、もうスマホは触らず、布団に入ってゆっくり読書でもするのが良い。

お風呂でストレスを打ち消す

これまでの我が家では、夕食をたっぷり食べることで、ストレスを打ち消す習慣があった。最後の最後に夕食を食べて「今日も一日終わったぜ~」という気持ちになりたかったのだ。

だから、お風呂よりも夕食(晩酌)を優先していた面があった。しかし、発想の転換が必要だ。ストレス対策として優秀なのは夕食よりもお風呂のほうだ。だから、一日の疲れはお風呂で流す!というルーティーンを決めれば、定期的にお風呂に入れるようになるだろう。

お風呂を中心に考えた場合の夜ルーティーン

そこで、お風呂に入ることを中心に考えた場合のスケジュールを自分なりに組み立ててみたいと思う。何でも具体的にしないと話は進まない。就寝時間から逆算していこう。

就寝時間:23:00

私の睡眠時間は7時間半~8時間だ。これは絶対必要。朝は7時に起きるのが理想だ。5時起きも頑張っていたけれど、どうしても睡眠不足になりがち。在宅ワークで、そんな無理しなくていいんだから、23:00~7:00は睡眠時間と決めてしまった。

確保しなければならない7時間~8時間の睡眠時間があるわけだから23:00が我が家のデッドラインだ。就寝準備に30分はかかる。そして、日記を書いたり、明日の予定を考えたり、何だりかんだりしたいから、多めに見て1時間の余裕は必要。

就寝時間が決まれば、お風呂に入る時間が決まる。

お風呂の時間:21:00~22:00

お風呂に入る時間は21時~21時半となる。ゆっくり身体を洗ったり、たまには長湯したりしたい時もあるので、時間に余裕を見て1時間とろう。少なくとも22時にはお風呂から上がれば、そこから1時間前後で体温が下がっていき、眠気が増していくはず。23時前後の就寝は十分に可能だろう。

お風呂に入る時間が決まれば夕食の開始時間が決まる。

夕食時間:19:00~20:00

夕食は19時~20時の間に終えるのが理想だ。そこから1時間程度、消化のために時間を置き、21時にはお風呂に入るからだ。19時前後に夕食を開始するためには、18時~夕食準備を開始しなければならない。

そうなると、一日の仕事終わりは17時(17時半)となる。そこまでには忙しくても仕事を終えて、一日の疲れを取るスケジュールに向かう必要がある。

しかし、、、

逆算しているうちに、そんなスケジュールで生活できる人っているのかな?と思えてきた(小学生か、おじいちゃんか?)。しかし、一つの理想的なスタイルであることに違いはない。在宅ワークで仕事をしている私にとっては、やろうと思えば可能なスケジュールだ。

まとめ

・お風呂は自律神経のスイッチを切り替える最強のストレス対策になる。そのために、お風呂を中心に一日のスケジュールを組むべし。

・ストレス対策に適しているお風呂に入るための時間は、夕食後1時間である。そこから1時間半~2時間以内に就寝するようにしよう。

・お風呂を中心に考えた場合には、19時には夕食、21時にはお風呂、23時には就寝となる。まるで小学生のようなスケジュールだ。

ストレス対策としてのお風呂を考えると、その後は就寝しかできない。就寝から逆算していくと、なかなか息の詰まるようなスケジュールになって、逆にストレスがたまりそうだ(笑)

しかし、これまでお風呂の効能をあまり活かすことができていなかったな~と、反省させられた。なんでも知識が大事だ。今後、食事・運動・睡眠に加えて、お風呂を健康の核として考えていきたい。


大人のADHDグレーゾーンの片隅でひっそりと生活しています。メンタルを強くするために、睡眠至上主義・糖質制限プロテイン生活で生きています。プチkindle作家です(出品一覧:https://amzn.to/3oOl8tq