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辛い気持ちが教えてくれるもの

納得できないこと

辛い思いは、人それぞれ。思いはみんなそれぞれなんです。例え、どんなに大したものでないといえども、自分が辛いと感じれば辛いものになるのです。だから、辛い時は誰が何と言おうと辛いのです。

共感はあっても、自分の気持ちを本当に理解することは、他人には明らかに無理があるものです。他人の気持ちなんてこれっぽちも分らないものです。

何か出来事に対して、自分がどう捉えていくかで、辛い気持ちは、意味を持ち自分の隠れた力に気づくこともできるし、人生を歩むときに、いつまでもとらわれてしまう足かせにもなり得るというものです。

だからと言って、今辛いと感じている時に、意味があるなんて考えられるでしょうか。手のひらを返したように、ネガティブな気持ちから、あっという間にポジティブな気持になれるでしょうか。今、この辛い気持ちは、きっと明るい未来への贈り物になって、自分の糧となり、豊かな人生の礎となる。そんなことは、到底思えないし、簡単に納得も出来ません。これっぽっちも頭によぎらないものです。

最良の変化に繋がるチャンス

誰もが辛い思いは避けたいものだし、味わいたくもありません。しかし、意図なくして困難や苦難が訪れるのが人生でもあります。

辛い思いをするのは、決して、自分が弱いものではないというものです。だから、出来事によって、人生を決めさせるものではありません。自分の意思を持って決めていくものだということです。

だから、慰めになるとか、傷を癒す言葉ではなく、ありきたりでもいいから、勇気を持てる言葉や、希望を持てる言葉が必要なのです。納得できる言葉すらも必要ありません。

自分を騙してもいいから、信じられるもの。それが、辛い時には必要なのです。「どんな出来事にも理由がある」「全ては繋がっている」僕にとっては、このふたつの言葉が何よりも背中を押してくれるものなのです。

この言葉の意味がどうであるとか、こうであるといったものは必要ありません。自分なりの解釈で十分なのです。納得できない部分はいっぱいあるのかもしれません。だからといって、意味がないという訳でもありません。過去を振り返ってみても、今の自分にとって、凄く意味のあるように思えるものだからです。

だから、何でもいい。どんな言葉でもいい。信じるしかないのです。意味なんかさえ必要ないのかもしれません。周りからは分っていないと言われるかもしれません。でも、だからこそ、自分の意思を持ってあえて選ぶのです。この出来事には意味があるものだし、未来に必ずつながるものだと捉えることを信じて選ぶのです。

過去だって、出来事そのもの自体は変えられません。だからといって、その出来事にとらわれて、辛い思いばかりしていては、生きるのが、ただただ辛くなるだけではないでしょうか。

だから、過去のとらえ方を変えて、前をみるしかないのです。だって、物事をポジディブに捉えることができたら、人生が大きく変わるからです。今、目の前で起きていることは、自分の為に起きていることでもあると信じることが出来るからです。ネガティブに捉えてしまえば、たちまち人生から、喜びが失われてしまうのです。

つまり、人生を最良の人生に変えられるかどうかのチャンスだと言えるのです。辛いと感じているときが、最良の人生を歩むのか、これから味わえるたくさんの喜びを失った人生を歩むのか。このふたつの分かれ道なのです。

人生を変えるにあたって、あれこれ考えてしまいがちですが、本当はいたってシンプルなものなのかもしれません。このふたつの分かれ道が迫ったときに、ポジディブな選択を、最良の選択だと信じて選べばいいものなのですから。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
メルシー


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