見出し画像

相手を尊重すること

一人では多くを望めない

これまで、たったひとりで仕事をしていた時もあれば、大勢の中で仕事をしてきたこともあるから分かるのです。ひとりで、どんなに頑張っていても出来ることは限られているということ。どんなにがんばったところで、多くを望めないのです。

これが、ひとりがふたりになれば、出来ることの規模は格段に広がります。もちろん作業量は倍以上の成果を出すことも可能です。アイデアだって、ひとりで考えるようも、ずっと多くのものを望むことができます。

それは、仕事だけではありません。普段の生活においても、ひとりでは、あれもこれも出来ません。買い物でさえ、ひとりで抱えられる荷物は限られています。子育てであっても、ひとりでは、どうしようもない時だってあるのです。

社会で考えてみても、同じことが言えます。ひとりでは何も成立しないのです。みんなそれぞれの役割を全うし、社会の中で、みんなが少しずつ何かを出し合って支え合っているから、社会として成り立っているのです。

そう、僕一人では何も成し得ることは出来ないのです。

僕は多くの人に支えられているからこそ

何か困難なことがあった時、ひとりでは乗り越えられないことも、ふたりなら乗り越えることが出来るものです。そうやって、ポジティブな部分だけを考えれば、人数が増えれば増えるだけ、可能性は広がっていくものです。

ついこの前も、難しい仕事に挑戦してみた時でした。僕は、全くもって上手くいくか自信がありませんでした。その時に、本当に共に働く仲間に支えられて、スタッフみんなで力を合わすことが出来ました。そして、何とか上手く良い結果で終えることが出来たのです。僕一人では、決して何も出来てはいなかったのだと思います。

そのことに、僕はもっと感謝する必要があるのだとその時に感じたのです。

これまでの人生を振り返ってみても、僕一人に人生に、本当の沢山の人たちが関わってくれていたんです。

それなのに、僕は、ひとりで成長してきたかのように感じていました。自分の人生において、悩みや迷い、苦しみをひとりで抱えて乗り越えてきたんだと、勘違いをしていたんです。

だけど、社会人になったばかりにひどくいじめられた過去であっても、ブラック企業に追い込まれてうつ病を患い、人生のどん底だと思った過去であっても、決して僕ひとりで乗り越えてきた訳ではないのです。

何人もの人に支えられたからこそ、乗り越えることが出来たのです。自分一人では、決して乗り越えることが出来なかったことなのです。ひとりでは出来ることは、どうしても限られているものですから。多くの人の助けがないと、前すら向けなかったのだと思います。

子供が、大人になるにあたって、自分達だけでは、どうにもなりません。大人の助けが必ず必要なのです。実はそれは、大人になっても変わりません。いつも僕らは誰かに支えられていながら、誰かに助けてもらいながら、生きていると言えるのです。

自分の成長を意識したときに、やはり一人では成長することは限られているものだと思うのです。人と関わり合いながら、成長することが出来ているのです。

その関わり合いって、自分に対して、良いことばかりしてくれる人達だけだとは限りません。時には厳しいことを言う人がいるから、考え直すことも出来るものです。嫌なことをしてくる人がいるから、感情を揺さぶられたり、ネガティブな思いをするから、より良くありたいだとか、成長したいとかいった気持ちになることが出来るものです。

自分と関わり合う人、いや、今や、ネットを使えば、世界中のことを知ることが出来るし、繋がることも出来る。だから、この世界の全ての人がいるから成長することが出来ていると言っても過言ではないのです。

そのことを、今、改めて忘れてしまってはいけないなと思うのです。

だから、仏教ではご縁と言って、大切にするような教えがあります。

すべての人に尊敬と感謝の気持ちを持つことが大切であると。そこまでは、なかなか難しいものでありますから、せめて、自分と関わりと会う人に感謝の気持ちで接していこうと思えました。どんな人であっても尊重して接する。

そんな決意を絵本のスイミーを子供の時以来、久しぶりに読んでみて、心に誓うことが出来ました。

お知らせです

お悩み相談はじめました!

人生に迷った時、どうしたらいいのか分からない時、誰にも相談できずに、苦しみました。いつか、僕自身も誰かに寄り添い、背中を押すことが出来たらと思い続けてきました。
だから、あなたのお悩みに、寄り添いたいのです。
どの記事でも構いませんので、コメント欄にてお待ちしております。

詳しくは、こちらを読んでください。

相談される方は上の記事内にある注意事項を読んでから、ご相談下さい。



最後まで読んで頂きありがとうございます。今日と言う一日が皆さまにとって最高の一日となりますように。
メルシー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?