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江戸川Qの『ドローンを追う』#16

  少し肌寒くなり寒の戻りでしょうか。これが終われば春ですね。旧暦の上では新春も過ぎ、梅花薫る季節がきています。
 さて今日は以下の記事をピックアップしてみます。

■以下記事抜粋
 我が国の物流において、過疎地域では、少子高齢化や人口減少に伴い、地域内荷量が減少し、積載率の低いトラックによる非効率的な輸配送が行われている。都市部においても、今後のEC 利用等のさらなる拡大に加え、2024 年問題による物流業界の労働力不足が懸念されている。こ のため、宅配事業を担う物流事業者のラストワンマイル配送における物流 DX を推進し、物流の 効率化を行う必要がある。
 ドローン物流は、離島や山間部等における日用品や医薬品などの物流網の維持や災害時の物資 輸送など、地域における社会問題の解決の手段として期待されている。また、2022 年度 12 月に は有人地帯における補助者なし目視外飛行(レベル4飛行)が解禁したところ、ドローン物流の 更なる発展が期待されている。
 このため、国土交通省総合政策局物流政策課では、過疎地域等における課題を解決するた め、レベル4飛行に対応したドローン物流やドローンの離発着前後の配送を担う自動配送ロボ ット等と連携した物流等を社会実装する際に必要となる事項を検証することを目的とした先導 的な実証事業を公募する。

 物流分野では公募の助成補助的は多く、モーダルシフトを含めてこうした取り組みはよく見るのですが、しかしドローンでもこうしたことが始まり出しているのは、おそらくこれからの国土計画に十分ドローンを視野に入れているのでしょうし、また次世代の社会インフラとしてのボトムアップを検討できた、ということでしょうか。


 やはりドローンに対して期待できるのは一強的に物流面というのは、しばらく続くのでしょうね。

 ただ、ドローンだけでは出来ない部分もあり、そこに何をプラグのようにコネクトしてゆくのか。

 僕は思うに、ドローンの技術にロボテクスという技術が組み合わさることでより深みのある社会の実装デザインができるのではないかなと思っています。

 できればこうした公募でも少し提案の階段を下げて「アイデア」募集をしてほしいなと思います。

 高校生、大学生などこれからの社会の実装を体験したり、また取り組んだりする世代に自由に「アイデア」を描いてほしいなぁと。

「フリー・アズ・ア・バード」(Free as a Bird)

 そんな未来とジョンレノンのために書かれた自由な詩のように自由に。

 若い人々の空を描くドローンの詩を見てみたいですね。

文:江戸川Q

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