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片付け下手が本の言うことを聞いてみたら、集中力が急上昇した

片付けが、苦手です。

来客前に、焦りで思わずイライラしながら大慌てで片付ける。
毎晩寝る前に散らかった部屋を見て子どもを怒鳴り飛ばして、文句を言いながらベッドに入る。

何度も片付けにトライしたものの、数日後には結局リバウンド。
そんな自分に、ほとほと嫌気がさしていました。

――ということで。

世に数多ある片付け本の中から、1冊をとことん突き詰めて言われた通りにやってみる、という実験を始めることにいたしました!

今回、私が実践書として選んだのは・・・「片付けてるのに片付かないので、東大卒の整理収納アドバイザーに頼んだら部屋が激変した」。

2024.03.06 追記
\「今日の注目記事」に選ばれました!/

たくさんお読みくださってありがとうございます!

本日のお題|デスク・テーブルまわり

さて。今日のターゲットは、「デスク・テーブルまわり」。

昨夏までは、リビング学習のために子どもの机×2台が鎮座していたこのスペース。リフォームで子供部屋が整備されたおかげで、念願のワークスペースを手に入れました!

パブリックスペースの一画なので、そこまでひどく散らかった状態にはしないよう心がけていましたが……雑然とした印象は否めない。

作業の合間に取ったBofore写真ですから!と言い訳したいところですが、じゃぁ一日のおわりにリセットするかと言われるとそれも習慣ではなく。すぐできる方法があるとすれば、デスクの隅に角を揃えてノートや書類を重ねる程度(えーと、それもやってませんでしたけど、わっはっは)。

本当は、天井のダクトレールや出窓を活用して、グリーンに囲まれたデスクを夢見ていたんです。でも、モノの管理が先だよね、と、数か月着手を見送っていました……。

果たしてどこまで片付くのか?いざ!!!

◎v.s.机上

前回の洗面台で取り組んだ「使用頻度別のグルーピング」は場所が変われどお片付けの基本。
今回も同様の基準でモノを全出し→グルーピング!

デスクの上のモノの分類は、以下の通り。
低頻度ながら場所を占拠していたのは・・・

①かつて高頻度で使用していたノート・手帳・本

興味や方法が変化していたのに思考停止して「今も身近な場所に置いておくべきもの」という思い込みが先に立っていたように思います。今回のグルーピングで初めて「今は使っていないのに、いまだにここにある」ことに気づきました。

②近々読もうという意欲のある積読

本棚に並べると他の積読と紛れてしまいそうとうい思いに縛られて、とりあえず見える場所に置いておく、という状態だった本たち。

ところが。

「読まなきゃ!」という罪悪感や焦燥感をくすぐる物体をわざわざ限られたワークスペースに置いておく必要は確かにないよね……。そもそも私、読書するのはこのデスクではなく、お風呂 or 外出時だし。

ということで、「デスク・テーブルまわり」のエリアを越えて、本たちをまとめてお引越し!

ダイニングの片隅に置かれたこの棚、もともと本棚としてつかっていましたが、もっとギュウギュウに詰め込んでいまして。これを機に、この棚に置かれたものも使用頻度別にグルーピングし直して処分したり、移動したりしたところ、スペースがごっそり空きました!

今読みかけの本&優先順位高の本を手前に。
これで「他の積読に紛れ込んでしまう」心配もクリア。

――ということで、デスク上がスッキリ!

片付けの所要時間:机上およそ40分+本棚関係およそ45分

◎v.s.サイドワゴン

続いて別日に隙間時間×3日間を使いながら着手したのがサイドワゴン。このワゴン、乱雑に置いている部分はあれど、そこまでぎゅうぎゅうではありませんでした。

でも、教科書はこう言います。

半径1m以内には、週1以上使うものだけ!!!

それを判断軸にモノをワゴン内を精査!


手帳関連のシールやふせんを中心にまとめたエリアからは、こんな不用品が。

・使う当てのない&使いにくいシール
・シールの台紙
・デザインは◎なものの、粘着力に難ありのふせん

別のエリアに移動したりするのではなく、潔く処分しました。


こちらは、手帳デコ用品をまとめているエリア。
スタンプは超お気に入りなのですが、最近デコにかける時間を最小限にしているので、マステしか使っていない……。
別の場所にあるスタンプ収納エリアに大半をお引越し。

書類ボックスにあった低頻度の多くが、取り合えずクリアファイルに投げ込んでおいた過去の取材先資料。専用のファイルがあったのに、未処理状態でした。

これらも仕分けし直して整理した結果が、以下の通り!

片付けの所要時間:15分+15分+30分

「負けパターン」を乗り越えるには
「1分間の法則」を意識した仕組み作りを!

デスク周りの片づけを通して、私の陥りがちな負けパターンが見えてきました。それは、「保管すると決めてとりあえずクリアファイルにまとめたが最後、未処理になりがちな書類」が非常に多い。
これらに住所が決まっていないから未処理なのか、というと、そうではないのです。だって、今回「片づける」と決めたら、あっという間に既存の保管場所に割り振ることができました。つまり、「行き先がない」のではなく、「単なる片付けの先延ばし」が原因。受け皿はあるのだから、そこに入れればいいんですよね……。それでも未処理が貯まるとは、これいかに。

その課題感を胸に再読する中ら、ハッと気づきを得たのが、本章の終盤に字登場した「1分間の法則」

1分以内に完了できる作業は頭を使わないですむ作業レベル。
でも、1分で終わらない作業はワーキングメモリを消費する=疲れるので続けるのが困難。

つまり、先ほどの負けパターンを克服するためには「クリアファイル→最終分類」が1分で処理できる環境が作れているかがキモになりそう。

①住所(分類する先)が決まっている
②①がどこにあるのか(どの手帳か?どのファイルか?)すぐに把握できる
③②で把握している場所から簡単に取り出せる
④貼り付けたりする場合、のりやテープ、ハサミなどに素早くアクセスできる

この目線、他の場所を片付けるときにも重要なポイントになるはず。
つい置きっぱなし、散らかしがちになるモノや場所を見つけたときは、「1分リセット」を阻害するものはなにか?に注意してみていけばよさそうです。

おしまいに

――ということで、今回の結果報告。

\ジャジャーン!/(古い)

今回(記事中では紹介しきれませんでしたが)デスク周り→本棚→扉付きシェルフ、と、溢れたものを収納すべく玉突き的にあちこち片づけていく展開に。それぞれの場所で次々不用品が生まれ、モノの総量は減少。

なにこれ、仕事中の集中力が急上昇……!

しかも本章の中では、カラーボックスやジップロックなど、収納グッズのオススメも紹介されていましたが……新たな収納用品をそろえるどころか、もともと使っていた収納用品のあれこれが不要になりました!

片付け下手が、本の言うことを聞いてみたら・・・・・・

集中力が上がった上に、
デスク周りを越えたあちこちのモノが大幅に減りました!


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