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採血が苦手です、、、。

私の仕事は看護師で、
日常業務的には本当によくしている
医療行為になります。

1日に100人近い人を採血することもあります。

恥ずかしい話、
100人したら、そのうちの
片手分(0〜5人くらい)くらいは
一回では採れなかったりして
刺し直しをすることがあります。


針を刺す行為は医療行為の中でも
痛み・苦痛を伴う行為になるため、
侵襲的な医療行為となります。

そのため、失敗してしまったとき、
患者様が痛い思いを
もう一度してしまうことに
本当に本当に本当に
申し訳ない気持ちなります。


そういう気持ちがその後のモチベーションを下げてしまったりして、自分へのプレッシャーとなりいつもなら採れるような採血でも失敗に繋がる気がして、緊張してしまいます。

私が採血に失敗して
モチベーションが下がってしまおうと
採血に来られる患者様には
関係のないことなので、
失敗したときは
“【失敗】という経験を積めた”と思って、
私は経験したんだという気持ちに
切り替えてます。

これまでしてきたたくさんの数ある採血で
刺し直しになってしまう理由として、
私なりに振り返ってみました。
刺し直しになる理由を分析した結果を
話していこうと思います

採血を一回で採れない理由の分析結果について
手技の甘さ
・患者様の血管が細い
・血圧が低く血の出る勢いがない
・血管壁がもろく出血しやすい
・血管が全く見えない
・血管がかたい
・血管が逃げる
・採血中にくしゃみや咳が出てしまい腕が動いてしまい針先が変わる

このように分析結果を述べてしまうと、

この看護師みいこという奴は、
患者様の血管のせいにばかりして
けしからん(怒)


と思われる方もいらっしゃるかと思います。
患者様は何も悪くありません。
悪くありませんので、
一番初めに自分の【手技に甘さ】と書いてます。

それでどうかお許しください、、。

そして、
採血を一回で採れない理由の分析結果について
の詳細について述べていきます。

(もはや言い訳になりますが、
どうか最後までお付き合いください)



採血失敗する理由・分析結果の詳細について
・手技の甘さ【採血の失敗はこれに尽きます。これからも日々精進して頑張ります。】
・患者様の血管が細い(青筋は見えてるけど、軽く抑えるだけで消えてしまうような毛細血管のような細さ)
・血圧が低く勢いがない(真空管で採る場合、血圧が低いと途中から出てこないことがあります)
・血管壁がもろく出血しやすい(針先が血管内に入っていても刺した刺激や血管内で針先が血管の壁にあたっていたりすると採っている最中から腫れてくる)
・血管が全く見えない(この場合、2パターンあり、見えないけど触ったら血管の弾力が触れる場合と、触っても弾力が無い場合があります。後者の方です。)
・血管がかたい(抗がん剤を使用している方によくみられますが、お薬の影響で血管が細くなり、かたくなってしまうことがあります。また、動脈硬化といって、コレステロール高い方なども硬いことがよくあります。)
・血管が逃げる(血管が硬い方によくありますが、血管が逃げないように刺す前にしっかりと血管を固定させるのですが、その固定が甘いとまれに起こります)
・採血中にくしゃみや咳が出てしまい腕が動いてしまい針先が変わる(これに関しては、もはや事故だと思っています。過去3回?ほどありました)

百発百中

という言葉があるように、
全ての採血を百発百中で採れるように
これからも経験を積んでがんばります。


患者様の【痛い】という侵襲的行為が最小限で済むように。


最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


この記事を読んでいらっしゃる中で
私の失敗する理由に当てはまる方は
いらっしゃいましたか??
採血を失敗された時の
エピソードなどありましたら、
コメントに入れてほしいです。

またの機会に、
採血失敗されることがある方に、
失敗をされないための患者様自身が出来る工夫
についてお話しできたらなと思います。

なにぶん、記事の更新頻度が低くて
大変申し訳ないですが、
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