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欲求段階で判断する「痩せたい気持ち」の不健全さ

自分の痩せたい気持ちが健全か不健全か(自分を幸せに導くか不幸に導くか)は欲求の段階で判断できます。

自分らしさを今以上に活かすためなのか、誰かから認めてもらうためなのか、誰かに嫌われないように嫌味を言われないようにするためなのか。

下に行くほどダイエットの目的としては不健全です。下に行くほど「ダイエット以外のもので」その欲求を解決した方がいい。

「太ったとからかわれるのが怖い」「世間に申し訳なくて太い足は見せられない」「あの人を振り向かせたくて痩せた」「彼氏に痩せた方がかわいいって言われたから痩せる」
みたいなものは欠乏欲求で、自己実現の領域である自分磨きとはモチベーションが異なるダイエット。この欲求でダイエット頑張ると沼る。

ダイエットなんてやめて、今すぐその環境から抜け出して、自分の身体を変えること以外でその欲求を満たさないといけない。人によってはカウンセリングも必要。

その人の状況によって必要なものはことなるけど、ダイエットではないことは確かです。痩せないと受け入れてもらえない環境・社会なんて今すぐ抜け出せ。不健全すぎる。

この欲求の違いを無視して「頑張ろう!」って応援してくる人・サービス・発信も避けた方がいい。

情報があふれる今の社会では、どの方向に舵をきっても必ず背中を押してくれる人がいて、"エビデンス"を使って安心させてくれて、自分が選んだ方法が正解かのように思わせてもらえます。

コーヒーがダイエットにいいのか悪いのかみたいな質問にも、両方の立場に"根拠のある"答えがある。

だから、自分で「自分の気持ちがどこから来るか」をよく知って、自分で「自分にとって正しい選択」をして、自分で自分の身を守っていかなきゃいけないよ。

もしかして本当に必要なのってダイエットじゃないんじゃないの?

そう聞いてくれる人を大切にしてください。

そして、この質問を自分で自分に問いかけられるようにもなってください。

自分の気持ちの出どころが分からないまま努力だけ重ねるのが上手になっても、何も改善しないから。

私が「薬物みたいなダイエットなんかやめちまえ」と言うのも「ダイエットしか解決策がない」という狭い視野で凝り固まってる人にハッと気付いてほしいから。

その気付きから人生で痩せる以上にもっと大事なことに気付いてほしいから。

自己実現の欲求は、欠乏欲求が満たされたからできること。

あなたに今必要なのは、ダイエットじゃない他の何かなんじゃないの?

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