#48 介護等体験を終えて(社会福祉施設編)

こんばんは、Mikuです!

8月24日〜28日まで教員免許取得のために、介護等体験(社会福祉施設)にいってきました。

今回は、その感想文的なことを記録がてら記していきたいと思います。

本当は、この実習、めっっちゃいきたくなかったんです。

自分の中で、介護や社会福祉というワードに拒否反応があり、なおかつキツい・汚いといったイメージがあったからだと思います。

でも、今となっては、本当に行ってよかったなと思います。
初めて目にした社会福祉の現場は、私が予想していたものよりも、はるかに温かくて、なおかつ嬉しいと思えるシーンが多く、それと同時に問題点も沢山あることを再認識する良いきっかけとなりました。
利用者さんの不得手なことが出来るようになった時、新たな一面を見せて下さった時、満面の笑みを見せて下さった時、輪に迎え入れて下さった時...嬉しい!って思えることが多くありました。

最初は話しかけても無視され続けたり、言葉が聞き取れなくて苦しくて、コミュニケーションをとることが怖くなった日もありました。
それでも、諦めたくなくて、頑張っていたら、ちょっとずつ心を開いてくれた方もいて、ほんの少しのうなづきや返事があった時は、これまた本当に嬉しかったです。
ある方には、拙い手話でコミュニケーションを取ろうと必死になっていたら、最終日に「手話はろう者にとって心地よいものだよ、ありがとう」(意訳)って伝えてくださって、目頭が熱くなりました。(毎日、電車の中や帰宅後に手話の勉強もしました)


施設の方にも本当に優しくして頂き、毎日色んな学びがあって、素敵な施設で実習させていただけて良かったなと思っています。
給与面や施設の運営費、補助金、利用者さんへの工賃、その他諸々...たくさんの問題があることも知りました。こんなに問題が山積している中でも、懸命に利用者のために働いてくださっている方がいるということだけで、ただただ頭が下がる思いでした。


施設の方が、若者のわたしに、「日本を変えてくれ」と伝えてくださったのも忘れられません。
でも、どう変えたら良いんだろう?って同時にすごく迷いました。問題は沢山あるし、同時にストレングスもあるし...1人の力ではどうしようもなさそうな気もしています。
これからの超高齢社会を支える人間が、少しでも楽になるように、そして支えられる側に適切な支援が行き渡るようにするにはどうすれば良いんだろう...???
そして今まで、支援の網に引っかかれなかった人達を支援な繋げるにはどうしたら良いんだろう...???
学びと同時にたくさんの悩みも持ち帰ることになりました。
どこまでやれるかは分からないけど、少しでも良い方向に導ける人になりたいなと思いました。

今まで目を背けてきていたけれど、こんなに私にたくさんの学びを与えてくれたので、もう逃げるわけにはいかないなと思いました。これから、現場からは一旦離れますが、しっかり自分でも学んで、ここでの経験を活かすことはもちろん、現場の人たちがもっと楽になれる環境づくりの支援ができたらいいなと思っています。

Auf Wiedersehen!

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