見出し画像

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ


テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ



開催を記事で知ってから、行くしかないやん…ってずっとずっと楽しみにしてた








国立新美術館にて






《陽光の中に立つ天使》

ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー

ターナーの、これ!楽しみにしてた作品だけど一番最初から出てきてびっくりした。ターナーの作品が並ぶんだけど、神秘的というか神々しいというかで圧倒されちゃう



《湖に沈む夕日》



《光と色彩(ゲーテの理論)ー大洪水の翌朝ー創世記を書くモーセ》



拡大すると、こう

中央がモーセ。この絵も光に包まれて神々しく見えるけど、「大洪水」っていうテーマがある
中央部分の眩しさと、端の暗さの比較で色々考えさせられる感じ

良く見たら顔が沢山あってドキッとする






《ポンペイとヘルクラネウムの壊滅》

ジョン・マーティンの作品初めて見た
文化の壊滅、燃えている様子の迫力がすごい






ガラッと雰囲気は変わって





《トスカーナの海岸の灯台と月光》

ジョセフ・ライト(・オブ・ダービー)

これすごく好きだった。月の位置と角度で光も変わる感じ
絵じゃなくて写真みたい、と思って眺めてたら後ろを歩いてたカップルが「わぁ~、写真みたい!」って言っててなんかめちゃくちゃほっこりした


人類と月、あと海って切っても切れない関係だと思ってる






《ハリッジ灯台》

ジョン・コンスタブル






《私の妻の庭》

ジョン・ヤング=ハンター


私の妻の庭、っていうことは家で孔雀を飼ってたってことなのか



色が綺麗で細部まで詳しく眺めていたい気持ちと、集合体恐怖症持ちとして若干の拒否反応のミックス







あと、さっきの月よりももっと惹かれた作品が


《ドーセットシャーの崖から見るイギリス海峡》

ジョン・ブレット




美術興味ない人でも、海好きじゃない人でも、これは綺麗って思うはず
見惚れたし見入ってた


この作品の前に常に人が沢山いた






こういう展示に来て、自分が好きな画家の名前を見つけると、修学旅行の写真を選ぶ時に好きな人の写真見つけた時みたいな感覚になる。あの文化、令和の今でもまだあるのかわからないけど



《ポール=ヴィレのセーヌ川》

クロード・モネ

川に映り込む光が本当にきれいで、さすが光の画家。そしてさすが私の推し(怒られそう)






《エプト川のポプラ並木》

この作品についての解説


自然を直接観察することによって、光が風景に与える影響とその変化を捉えようとしました。また、モネは異なる光の条件下で同じ主題を何度も描き、時間の経過をカンヴァスに留めました。


変化があるから、永遠じゃないから儚くて良いのよね~って感じ





《ビィの古い船着き場へ至る小道》

アルフレッド・シスレー



《モレ=シュル=ロワン》

アルマン・ギヨマン

比較的強めな色彩






あと個人的に面白い(?)と思ったのが、これ


《母と子》

ウィリアム・ローゼンスタイン

の、ここ


絵の中の絵








ゲルハルト・リヒター



《アブストラクト・ペインティング》

と、解説


個展見に行くくらいにはお気に入り





そして数年前の夏の気温と匂いが蘇る画家



オラファー・エリアソン


《星くずの素粒子》





《ぶら下がったかけら》

ペー・ホワイト

光のかけらたちが空中に浮いているみたいな作品








本当に本当に行ってよかった展示だったし、私は光みたいな人間でいたいな~ってぼんやり思った。でもそれも、影があるからこそ光でいられるっていう意味、自分自身のね




やっつけで書いたから後で追記する

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?