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夫婦で心の病気になった場合、どうする?


心の病気になってしまった家族に「どう接するべきか」「どうしたらいいか」
そんな悩みを抱えてる人は多いと思います。
かくいう私も双極性障害であり、また旦那も心の病を抱えており、お互いを支え合いながら悩みながら生活しています。

あまり夫婦で心の病気持ちケースを見ない為、実際にやって失敗したこと、心がけてる事など誰かの参考になればと思い書きました。

私達のこと

⚫︎私
39歳。専業主婦。双極症持ち。
症状:躁鬱の波があり仕事に支障。鬱強め。たびたび外出不安、引きこもりになる。

⚫︎夫
47歳。会社員。心身症持ち。
症状:一日中痛い慢性的な肩、背中の凝り。動悸。頭から急激に血が下がる感覚。デパス依存(薬の副作用)。運転に支障あり。

⚫︎結婚歴 5年ほど(2024年現在)
※同棲合わせると8年

※お互い心の病がある事は承知の上で結婚しております。

相手の調子が悪いとき、してはいけないこと

家族の体調、特に心の調子が悪い時にしてはいけない事、私の失敗談をふまえてまとめてみました。

•過干渉、介入し過ぎること
相手を介抱することに夢中で、自分を見失いがち。
相手に貢献(やってあげた感)で自己満足しやすく、自分の負担に気づかない。
私が頑張らなきゃ、やらなきゃという強迫観念になりやすい。
頑張った後、自分にかえってきて具合が悪くなりがち。
相手にとっても困る結果になる。→共倒れの危機

•自分のものさしで相手に意見すること
具合が悪くなった原因に口出し
(残業しない方がいいんじゃない)(仕事お休みすれば?)休職すればいいじゃない!)等。→本人が一番わかってる。
アドバイスは相手が迷ってたり求められたら行う。絶賛体調不良中は言っても意味がない。言いたいことは、体調が良いときに言う。

•相手のミスを指摘、ダメ出しすること
体調不良中は、判断力低下の為、本人無意識でやらかすことあり。
(忘れ物をしたり、話聞いてなかったり、そもそも返事がない)
いちいち細かい事を指摘しない。

ただ見守る、待ってあげる。これに尽きる。


自分の体調が悪いとき

気圧のせいか波長が合うのか、偶然同じタイミングで体調が悪くなる時があります。
このとき一番大事だと思ったものが相手との距離を置くこと。
自分自身の体調は自分自身で、相手の体調は相手になんとかしてもらう。

大ベストセラーになった本「嫌われる勇気」の一説で大切にしている言葉があります。


自分の課題と他者の課題を分離する必要がある

他者の課題には踏み込まない

馬を水辺に連れていくことはできるが、水を呑ませることはできない

信じるという行為もまた、課題の分離なのです。
相手を信じること。これはあなたの課題です。

嫌われる勇気
第三夜”他者の課題を切り捨てる”
より抜粋

他者の課題を切り捨てるというのは、一見冷たく思いますが、相手を信じると変換すれば理解できました。
何度も読み返して、心がけてます。

いま、実践していること

頭ではわかっていても行動するとなると難しく、試行錯誤です。
できれば、心の調子が悪くなる前段階で予防できればと思います。
たとえば相手が体調悪そうな雰囲気を出していたら、一歩ひいて、心の距離をとる。
また物理的にも距離を置いて、自分ひとりの時間を作るようにする。
何個か、心地よい空間を作っておくのがいいと思います。(自分の部屋、カフェ、カラオケルーム、ビジネスホテル等)

あとはもっと病気の事を話せるような存在、相談や愚痴を言える相手を多くしていければいいなと思います。夫婦間だけの世界にしないようにする。(親や友達に話す等)

私が実践してることは、自分ひとりの時間を楽しむよう意識、あと母と近況連絡、たまに友人とおしゃべり、お薬を飲みながら、それでもダメな時はなるべく波風たたないよう時間が経つのをただ見てやり過ごす。。

今はそうやって、何とか乗り切っています。

専門的知識など無い素人の為、あまり参考にならなかったかもしれません。有識者の方、同じ悩みの方コメント等いただけるとありがたいです。

長文、お読みいただきありがとうございました!


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