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あえて今知って欲しい 東京の魅力的なネルドリップコーヒー店3選

酸味のあるコーヒーや農園にまでこだわったスペシャリティコーヒーなど、コーヒーカルチャーは変化が多く、面白いですよね。エアロプレスやカリタのウェーブドリッパーなど、器具へのこだわりを持つ人も増えています。

そんな今日はあえて、ネルドリップコーヒーの魅力を存分に知ることができる東京の大好きなお店をご紹介します。


①TIES

都営大江戸線、丸の内線の本郷三丁目駅から徒歩5分の東京大学の近くにある喫茶店。
店主が元パティシエさんなので、ケーキも本格的です。

お店の雰囲気は綺麗な喫茶店、という感じです。店内とても綺麗です。食器にもこだわっていて、お客様によって使う食器を変えているようで、そんなところにもこだわりを感じます。
コーヒーは手廻し焙煎機を使用しています。ゆっくりしっかり焙煎された豆をバリスタさんが淹れてくれるのですが、その姿が職人そのもので、見惚れてしまいます。
私はイエメンのモカをおすすめします。




②Bnei Coffee

こちらもネルで淹れるお店。JR中央線阿佐ヶ谷駅西口から荻窪方面に5分ほど歩いたところにある小さなカフェです。

女性一人で営む自家焙煎珈琲のお店になります。

綺麗な店主(渡辺さん)が持つ、ドリップポットは新潟県、燕三条の富貴堂三で作成された陶器だそうです。どんぐりみたいでかわいいなぁ・・・近くで見るとキラキラしていてこれもまたかわいいなぁ・・・(語彙力・・・)と憧れながら見ています。

ネルドリップは深煎りの豆でこっくりと飲むのが定番だと思っていたのですが、その概念を崩してくれたのがこちらのお店。浅煎りのイルガチェフェ×ネルドリップはその豆の持つ甘みや気品、鼻から抜ける香りを引き出す最高の飲み方でした。

こちらも店内とても綺麗です。窓が大きく、駅から近いのに人通りが少なく静かです。大人が心地よく日を浴びながら寛ぐお店に向いています。



珈琲 杖

最後にご紹介するのは、JR中央線西荻窪駅からは徒歩20分、京王井の頭線久我山駅からは徒歩10分のところにある古民家を改装したお店。

1階が厨房で2階が客席。

とても静かな空間にレコードが鳴っています。音が止まると店主の園田さんが上がってきてくださいます。

こちらのお店、営業時間が午後から夜の0時までというところもまた気にいっています。(今はコロナ禍なので少し違うようです。Twitterで情報収集することをおすすめします。)

1人で物思いに耽ったり、インプットが必要な時、こちらのデミタスを飲んでいただきたいです。

私はこのしっぽりとした空間に雨の日の夜尋ねるのが好きです。

レコードの音と雨風の音が調和して(壁が薄い)、心地よいのです。


おわりに


今回ご紹介した3店、ネルドリップ珈琲、自家焙煎、という点にプラスして、スイーツも唸るほど美味しい、という共通点があります。お腹が空いている時は是非甘いものと一緒にお召し上がりください~。


流行のコーヒーを知ることも新しくて楽しいです。

マシンで淹れるブレない味、も美味しいです。

でも、ゆっくり雫のようにネルを通って落ちるコーヒーもまた、特別なものですよね。
私はどんな時代になっても、古くからある、ネルドリップコーヒーの魅力も大切にしていきたいです。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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