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自粛中に「何もしてない」自己嫌悪に陥ったときに脱出するためのステップ


何もしていないわけではないけれど、「今日も何もできなかった」と自己嫌悪を感じることってありませんか?


今日の“ごきげんLifeのヒント”は、お家時間の先輩であるわたしの経験から、そのモヤモヤを成長につなげる方法をお伝えします。



外での仕事を休業してもうすぐ3週間になります。


みなさんの中にも、休業を余儀なくなれた方やリモートワークの方が沢山いますよね?


わたしはフリーランスのフードクリエイターなので、完全に休業しているとも言えないのですが、料理教室や出張料理の仕事は全て休業しています。


空いた時間でYouTubeを始めたり、急に個展の依頼があって準備に追われ、意外と忙しなく過ごしていました。


ただ、どれもすぐに「収益」という形で成果が見えるものではありません。


(ちなみに、参加型のアートプロジェクト【食べる千羽鶴をつくろう!】参加者大募集中です。)


もちろん、今やっている活動は「1年後、2年後を見据えてのチャレンジだから」と割り切ってはいるものの、すぐに成果や収益に繋がらない修行時間は果てしなく長く感じるものです。


何もしていないわけではないけれど、「今日も何もできなかった」と自己嫌悪に陥ったり。


「みんなは頑張ってるな」とか「みんなはもっと楽しそう」とか「何か生き方間違えてるかなー」とか、実際にボーッと天井を見つめるときだってあります。


でも、これは自粛期間特有のモヤモヤ感かというとそうでもありません。


社会人になってから何度も何度も経験していました。


これを読んでいるあなたも、ふと空を見上げて「俺ってこんなんでいいのかな?」なんて、どこからともなく焦りを感じたことはありませんか?


ひょっとしたら、意外とそういう大人は多いかもしれません。


大丈夫、お家にいるだけで社会貢献できているんです。


「自粛」ではなく、「出かけるお金がないから」「仕事がないから」仕方なく家で過ごした時間は、フリーランスになってから何度も何度もあります。笑


自慢はできませんが、言うなれば、わたしはお家時間の先輩です。えっへん(涙)


まぁ...わたしの場合、営業経験もなければ、さほど人脈や計画もなしに衝動的にフリーランスになったので当然です。


それでもお家時間を修行時間として捉えてきた分、徐々に働き方や稼ぎ方、ブランディングの仕方や伝え方が身についてきました。


最近では、個展の依頼があるくらいには周囲の人への認知度はあるみたいです。


それを思えば、コロナの影響で止むを得ず自粛している「お家時間」は、家にいるだけで世界平和に繋がるのだから、むしろ自己肯定感はアゲアゲでいいんです。


松本人志さんのTwitterでもこの通り。


とは言え、家で過ごしす時間が長いと、誰だって自己嫌悪に陥るものです。


自己嫌悪から脱出するためのステップ


どうしてお家時間が増えると自己嫌悪に陥ってしまうかと言うと、いくつか理由があります。


・いつになったら元の生活に戻れるのか先が見えないことで、不安になってくる。

・時間はあるはずなのに集中できなくて、結局時間を無駄遣いしている気がする。

・SNSを見る頻度が多くなって、他人と自分を比べてしまう。

・ダメって言われると、(元からそれほど外食しないくせに)出かけたくなっちゃう。

・テレビや動画配信サービスを観てばかりいたら、大学生の夏休み気分で急に将来が不安になってきた。

・積ん読(読もうと思っていたのに読まずにたまった本)が増えて、見るたびに凹む。


生活環境の違いによって他にも色々あると思いますが、書き出してみるだけでも客観的になれるので、漠然とした不安は消えます。


先輩のアドバイスとしては、これらを解決するには順番があります。


では、先ほどの「自己嫌悪に陥る理由」に解決策を交えて順番に並び替えてみましょう。


①いつになったら元の生活に戻れるのか先が見えないことで、不安になってくる。→気づかないふりをしていると、後でもっと病んでしまうので、ちゃんと不安を感じよう。

②テレビや動画配信サービスを観てばかりいたら、大学生の夏休み気分で急に将来が不安になってきた。→不安を和らげるために楽しいことをしていると、今度は「何かにチャレンジしないとダメ人間」という気がして新しいことに挑戦しやすくなる。

③時間はあるはずなのに集中できなくて、結局時間を無駄遣いしている気がする。→3日坊主の原因は、衝動や情熱だけに任せようとするから。集中力を鍛えるにも、継続するにもやり方があるので、これを機にメンタルの鍛え方や集中力アップするための勉強をしてみよう。勉強すると確実に力がつくし習慣化できると、むしろやらないと気持ち悪いくらいに生産性が上がる。

④SNSを見る頻度が多くなって、他人と自分を比べてしまう。→アプリは無料でダウンロードできるので、ホーム画面から消してしまおう。投稿するときにまたダウンロードすれば、世界との距離をつくれて、自分時間に集中できる。

⑤ダメって言われると、(元からそれほど外食しないくせに)出かけたくなっちゃう。→テイクアウトをして、お気に入りの靴を履いてベランダで食べてみよう。太陽の下はいい、リラックス効果があってアイデアが思いつきやすいし、その時間こそがアウトプットのネタになる。

⑥積ん読(読もうと思っていたのに読まずにたまった本)が増えて、見るたびに凹む。→本はフィーリングが大事。今日閉じた本は、今の自分が読めないだけで、毎日開いてみると必ず必要になる時がやってくる。だから、コロナが収束するまでを処分するリミットと決めて、毎日一回は開いてみよう。そのまま読んでみたら、ヒントになってくれることは間違いない。


こんな風に、日々の試行錯誤は必ずステップアップしていくものです。


これほど、成長できる機会はそうそうありません。一つずつ試していけば、数ヶ月後には必ず力がついています。やり方次第では、新たな収入や成果が得られているはずです。


それでもやっぱり、モヤモヤする時があると思います。


そんな時は、自分の行動に名前をつけてみるのがおすすめです。


自粛期間の日常に名前をつけると自己肯定感が上がる。


たとえば、このお家時間は.・・・「世界平和活動」


自粛期間のお家ごはんは・・・「お家カフェ研究会」


外食に行けない代わりにテイクアウトすることは・・・


「飲食業界スパイ大作戦」
(外へ出ることに少しソワソワしつつ、マスクで顔バレしないようにだけどこなれ感を出すのがポイントです。)


今日は、スターバックスでテイクアウトしたドリンクと冷凍ピザをおやつにベランダでこれを書いています。名づけて「あおぞらnote」


すると小さいお客さん(姪っ子)がやってきて、こんな楽しい一コマが生まれました。

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ちなみに、ベランダの柵はチョークで絵やメモを書いても消せるので、アイデアを思いつきやすいし、子どもと「あおぞら絵画教室」ができますよ。


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こうして、仕方なくやっている今の日常に名前をつけてみると、なんだか楽しくなってくるし、達成感も湧いてきます。


すると、できることをして、今日一日を生きのびた自分を褒めてあげられるし、家でできる新しい仕事をつくることだってできます。


プチストレスは、積み重ねると大爆発に繋がりますが、その逆も然り。


小さな達成感を積み重ねると、大きな自己肯定感アップに繋がるし自信になります。


ぜひ、試してみてくださいね。



お家で好きなことにチャレンジできる今は、もしかしたら神様からの贈り物かもしれません。この時間を、あなたはどう過ごしますか?


この数ヶ月の過ごし方で、コロナが収束した後の大恐慌時代がチャンスになるか、ただの弱者になってしまうか決まってしまうのかもしれません。


だったら、せっかくのお家時間に色々トライしてみましょうよ。


*


現在、六本木の『Gallery&Cafe CAMELISH』にて、個展を開催中です。静岡に住んでいるので私自身も現地に行けません。

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代わりにInstagramでオンライン個展をやっているので良かったら遊びに来てくださいね。(期間中、毎週土曜18時から現地と繋いでインスタライブもしています。)



2020.04.29

Live, Love, Laugh, and Be...HAPPY.
Mineko Koyama(ちゃんみね)

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