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完璧主義を治したい


なんだか久しぶりにnoteを書いている気がします。


思いの外、コロナの影響をしっかり受けてしまったことで、4月5月はほとんどの時間を自宅で過ごしていました。


よく、「時間があったらやろうと思っていることは、時間があってもやらない」なんて言いますよね。だけど、その割には意外と自己管理ができていたし、何かとチャレンジしてみた方だとも思います。


面白いもので、STAY HOME中の方が一生懸命いろんなことを頑張っていた気がします。


緊急事態宣言=世界の危機

そんな時だと、頑張れる性分みたいです。


みんなが困っている時は、「私がやらねば誰がやる!」という“ヒーローマインド”がむくむくっと現れ出します。


別に誰かに求められているわけじゃないけれど、先陣切ってみんなが元気になれるように頑張ろう!と思うんです。


この時って、失敗はあまり恐れていない。だって緊急事態だし、こういう時に動いていれば、ボロが出にくいので逆に恥ずかしくない。


わけわからないうちに、やってしまうのが一番いい


学生の頃よくあった、順番にプレゼンをしましょうという時を思い出してください。


順番決めで人気なのは、だいたい3番あたり。1番と最後はできれば避けたい人が多かったかもしれません。


でも私はその逆でした。


選べるなら絶対に1番か最後を選んでいました。


学生の時には、今よりもはるかに、ものすごく、すごーく緊張しいだったので、ドキドキして息もできないような状態から早く抜け出したかったので、1番を選ぶことが多かったです。


ちょっとずるい私は、これまでの経験上、真ん中を選ぶと聞いてる方も慣れてきて聞く耳が鋭くなるし、発表後の質問も厳しめという印象がありました。


その割には、真ん中に発表した人の内容はあまり記憶に残らない。


コスパが悪いんです。


1番を選ぶと、みんなの基準を作れるし、多少のミスや滑舌の悪さも、失敗ではなく「よくできました」と思ってもらえます。早い者勝ちの特権。


だから、あまり自信がないときには、1番を選んでいました。


逆に、自信があるときには、最後を選ぶことが多かったです。


最後に発表すると、しっかりと聞いてもらえるし、的を得た質問をもらえるので、話したいことを思い切り話せたからです。


だって、自信があることや好きなことは、たくさん話したいし一生懸命聞いて欲しいですよね。


だから、かなりの準備を重ねて、よっぽどの自信があるときは最後に話したい。


この準備というのは、連日徹夜をしたり、起きている間中考えを重ねて、可能な限りの手間をかけたときのことです。


こういうときには、緊張がむしろ楽しい(ワクワク)に変わるんです。


やれることを全部やる!は先延ばしグセを強くする


かなり緊張しいの私には、自信を得るためには、やれることは全部やる!これしかありません。


けれど、それでは、一つ一つのチャレンジはとんでもない労力と気合いが必要です。だから、続けていくのがしんどくなるし、始めるのが億劫になってしまいます。


すると大事なことややりたいことほど、先延ばししてしまうんです。


先延ばしグセのある人とというと、怠け癖のあるちゃらんぽらんを想像しがちですが、真面目人の方がはるかに先延ばしグセが強いです。


原因は「完璧主義」。


大前提として、「恥ずかしい思いをしたくない」というのが根っこにあります。


失敗するのは=恥ずかしい。
間違ったことをするのは=恥ずかしい。
頑張った分の成果が得られないのは=恥ずかしい。
途中でやめたら=恥ずかしい。
うまくできなかったら=恥ずかしい。
期待を裏切ったら=恥ずかしい。


書いてみると生きづらそう過ぎますね。


そんな風に、あまりにも安易な方程式が根強く、奥深くから足を引っ張る。


一度この沼にハマったら抜け出すのは結構大変です。


でも、だって、たら、れば、あらゆるできない理由を探し出してしまうから。


そんな風に、先延ばしにして「あとで考えよう」と思っても頭の中では休めていません。ずっと考えてしまいます。その結果、余計に疲れてしまうんです。


だったら、早いとこやってしまいなさいよ!本当それです。


なんでも、やらなかったら上手くはならないし、上手い下手の評価の仕方なんて曖昧。


上手くやろうとばかり気にしていたら、どこへも行けなくなっちゃうんだよなぁ。


ヒーローマインドは自分に向けよう


コロナによるSTAY HOMEが緩くなり、世界がだんだんと明るくなっていくにつれて、勝手にヒーローマインドも落ち着いて、抜け殻になってしまうのです。


厄介すぎますね(笑)


人様を助ける前に、自分を助けてあげなさいよ!と言ってやりたくなります。


完璧主義を治してもっと勢いよく、どどどーーーーっんと突き進みたい。それが最近の悩みです。


・・・が、完璧主義を治したいと思い悩むことが、完璧主義で面倒な奴だなと思ってしまう。


とはいえ、完璧主義や真面目さは欠点ではありません。


物事には裏表があるから、「過ぎる」と苦労もあるよねという程度にして。自分を受け入れてあげたいものです。


自分を許してあげる、丸っと受け入れてあげる、今は奮い立てるのでもなく、新たな挑戦でも、インプットでもなく、こんな期間を過ごしています。


もしも、ヒーローが近くにいたら?もしも友達が落ち込んでいたら?


挑戦できずにいる期間を責めたりはしないはず。それよりも、ご苦労様、ちょっとアイスクリームでも食べて休憩しようよ。どれだけ休憩してもいいから、動きたくなるまで待つよ。


そんな風に声をかけるかもしれません。


自分にも優しい声をかけてあげたい。責め立てたら、閉じこもってしまうから。ちょっと緩く、変わりたいな。



久しぶりnoteを書き切れたのはいい兆し。文章が上手いか下手か、それはまあいいや。書いた。よくできました。


でも、何もできない時も許してあげよう。



Live, Love, Laugh, and Be...HAPPY.

2020.06.17
Mineko Koyama


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