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シマエナガのパンケーキ作り。

私には4人の子どもがいて、40歳で産んだ末っ子は初めての女の子。
現在小学一年生。
クラスでは一番背が低い。
お姉さんのように大きな同級生からは「赤ちゃんみたい」と愛でられ、
喜んでいる。
大学生、高校生、中学生の大きなお兄さん3人に囲まれている娘。
我が家ではいつも、小鳥さんとか、ひな鳥とか呼ばれている。
そんな小さな娘を、娘が大好きな「シマエナガ」にたとえて、娘との小さな日常生活を綴っています。

3月21日 春分の日
今日は、シマエナガも学校が休みなので、私もめずらしく仕事は有休をもらって休んだ。
今日はシマエナガとパンケーキを作る日。
先日、「東京パンケーキミックス」という、在来種の柳久保小麦を使用しためずらしいパンケーキの粉を料理人の友人にもらい、休みの日になったら一緒に作って食べようね、と約束していたのだ。

とはいえ、久しぶりの何も予定のない休日ゆえ、朝は少しまったりのんびりして、お腹がすいたーと言い出したシマエナガと、10時すぎから作り始めた。

卵を割ったり、牛乳の量を測ったり、混ぜる係はシマエナガ。
台所で料理やお菓子を作るときになると、きりっとした顔になって、
いつものふわふわ童顔のおちびさんはどこへやら。
とっても大人びてみえる。
わが娘ながら、横顔をみているだけでうっとり。

フライパンに生地を流し込むのもシマエナガが担当するが、
一つのフライパンに二つ大きさを調整して入れるのは難しそうだったので、
フライパンを二つ用意して、一つのフライパンに一つのパンケーキ、
ゆっくり自由にお玉で入れてもらった。

フライ返しも初めて挑戦。
少しフライパンの端っこに寄ったりしたけど、それはお愛嬌。
自分でやる、という体験が大事。

お兄ちゃんにきれいに焼けたのをあげていた

家族分、6枚焼き上げ、アラビアのきれいな青いお皿に盛り付け。
食べる時になって言ってたけれど、
お兄ちゃんにきれいに焼けたやつをあげて、
自分は少し焼けむらがあるのを食べていた。

「自分よりみんなにおいしいのを食べてほしいから」
と。なんか、やさしくて、きちんと心が育っているのを感じてうれしくなった。

お料理やお菓子を作るたびにそれを糧にしているのがわかるから、
面倒がらず、また一緒に台所に立とうと思う。

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