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2回目の心療内科

初診の記録はこちら。

意を決して20年越しの心療内科にかかって1週間。
はじめての服薬が新しい仕事開始の前日という妙なタイミングだったため、薬の効きが正確にわからない。

一年ちかく続いた無職状態は、自己肯定感を激しく下げた。そしてひがな一日やることもなく過ごす暇な毎日というのは、余計なことを考える時間を作り、メンタルによろしくない。散歩をしたり読書や習い事をしたりと有意義に過ごせばよかったのだろうが、精神状態が悪すぎてそれもできないという悪循環だった。

たしかに薬を飲み始めてからは、もがき苦しむぐらいに落ち込むことはなくなった気がするが、始めたばかりの仕事に慣れることで忙しくて、実質余計なことを考える時間が劇的に減ったことが精神状態改善の理由かもしれない。つまり、薬が功を奏しているのか、仕事を始めたことによる生活環境の変化がよかったのか、はっきりとわからない。その両方かもしれない。

仕事は9:30から17:30までの在宅ワーク。朝7時に目覚ましをかけて8時頃までベッドで「起きたくないー」とウダウダして、それから化粧して朝食を食べて8時半すぎ。そこから始業の9:30まではまたソファに横になってウトウト。1時間の休憩も、ランチは早々に終わらせてあとはソファに横になって目をつぶっている。横になって目をつぶっていることが私にとって一番楽なのだ。仕事が終わって夕飯も早々に、また横になる。薬を飲んでいても、心身がしんどくて常に横になりたいのは変わっていない。

今日は採血。血液検査で鬱かどうかわかると聞いていたので、初診のときに採血を希望していたのだ。今日、血液検査をするにあたってもらった説明書。

心の病気で血液検査が必要なワケ
心療内科での血液検査は、こころの病気の診断だけでなく、治療計画を立てる上でも、重要な情報源になります。
血液検査の目的
①全身状態の把握
身体の病気の場合だけでなく、こころの病気のときも治療中の全身状態を把握しておくことが重要です。
②身体の病気の確認
甲状腺機能などの代謝異常をきたす病気や、内臓疾患から気分の滅入りや、眠れないといった心の症状が出ることがあります。
③治療薬の効果測定(薬剤血中濃度)
薬剤によっては、処方量を調整するために定期的に血液中の薬剤の濃度測定を行います。

採血、めっちゃ長かった。
…え、まだ終わらないの?ってくらい抜いてた。たっぷり抜かれたんや。
この説明書を読むに、鬱病診断はしてくれなそうだな。何か身体の異常がメンタルに異常をおよぼしていないかを調べるにとどまる感じだな、きっと。血液中のPEA濃度を調べることによって鬱病診断ができるらしいんだけど。なんでも、血液中に存在しているPEAという分子が鬱病の人は少ないらしい。次回、医師にこのあたりも調べてくれたのかどうか、聞いてみようと思う。

採血の後は、医師との診断。
今回から薬の容量を増やします、とのことだった。前回の説明どおり。
最初は弱い薬からはじめて少しづつ強めていって、改善してきたら薬をやめていくプラン。前回と同じ薬で、一日一回の服用は同じだが、25mgから50mgに。前回、吐き気止めに処方されていた薬は、吐き気は一切出ないためなしに。

次回の受診は3週間後。

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