見出し画像

りょうぶん

そう きみは
そいつといるのが おにあいだよ
男らしくて かっこうがよくって
ぼくですら そう思うほどなんだから

ぼくはしってる
あなたはかれを好いている
それをおもうと ぼくは
きみに話しかけることができなくなる

きみを思えばこそ
慕うあいて だからこそ
かげでみているほかはない

ああ どんなにかなさけないことだろう
でも それがぼくのりょうぶんというもの
せいぜい幸せになりな

きみのあずかりしらぬところで
ひっそりと 僕は身をひく

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?