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中村天風の成功の実現から感情と人生のコントロール

何歳の時だろう。中村天風さんの『成功の実現』に傾倒していた。今も習慣としてや、在り方の基本になっていることがいくつもありそうです。「そうです」というのは、もう、身体化してしまっているので何を取り入れているかもわからなくなっているからです。

2つは覚えています。一つはクンバハカ、もう一つが三忽三行です。クンバハカは早い話肛門を閉める、ケツをぐっと閉める下腹部というか丹田に力を入れる(正確には力を入れるのではない、込めるかな)三忽三行は「恐れず、怒らず、悲しまず」「正直、親切、愉快」です。

物事はシンプルがいい。よく居酒屋の男便所に飾ってある「親父の小言」みたいなのは読むと大変納得して「そうありたいものだ」とも思うのですが、多すぎて、ディティール過ぎて、覚えていられないのですね。以下引用

『成功の実現』/中村天風より

””
方法をまず第一番に簡単にお教えしよう。感覚なり感情なりの衝動、ショックを受けたら、急いで体の三か所を特別なもち方をするんです。体の三か所とはどこだというと、肛門とおなかと肩です。

腹が立つこと、心配なこと、恐ろしいこと、何かにつけて感情、感覚の刺激衝動を心に感じたら、すぐ肛門を締めちまう。そして、おなかに力を込めると同時に、肩を落としちまうんだ。

この三か所がそうした状態にされたときに初めて感情や感覚の刺激衝動が、心には感じても神経系統に影響を与えないという、いわゆる影響を減ずる効果がある。つまり、この方法はダーンときたやつをカッと軽くいなす方法なんだ。別々にやっちゃいけないよ。

お尻を締めて、おなかに力を入れて、肩を‥‥なんて、ゆっくりやってはだめだよ。普段の習慣としていちばん大事なのは、肛門をしょっちゅう締めること。往来歩くんでも、ものを考えるんでも、かように長く立ってしゃべっているときでも、肛門が締まっていると何とも変化はこない

  引用ここまで。

意識して観察してみると、数分おきにやっているみたいです。

パニック、焦り、アップセット、動揺と無縁、、、かも

以前、友人がレストランで急性の腸炎(その現場ではそうとわからなかった)でずっとトイレから出てこられなくて、救急車を呼び、僕が同乗しました。遠方から来ていて帰る予定なのに、病院に向かっているわけですので、意識はあるけど電話すらできないくらいの痛みなので家族に電話して欲しい、とのことで彼の電話を借りて、車内から奥さんにお電話しました。

後日、彼からそのときの僕の電話の話し方、口調、トーンがあまりに普通なのにびっくりしたし、奥さんも妙に安心したそうです。格好良く言えば、ものごとに動じない、ってこと(かっこいい(笑)かも?)

そんなに偉人でもなければ、武道の達人でもないですが、上記の「ダーンときたやつをカッと軽くいなす方法」をいつもやっているので、「異常事態」とか「非常事態」とかに見えない、動じないのだと思います。


淡々とコツコツの「コツ」

感情の上昇降下のアップダウンの激しいみたいなこともないし、仕事で自分自身にも人にも「淡々とコツコツ」とやりましょう、って言っていて、それがある程度実現できているのは、このクンバハカのおかげです。売上げが上がろうと上がるまいと、何かが思い通りに行こうと行くまいと、人が自分をなんと言おうと言われまいと、です。

もう一つの三忽三行は読めば説明はいらないですね。

今日一日怒らず恐れず悲しまず、正直、親切、愉快に力と勇気と信念とをもって 自己の人生に対する責務を果たし恒に平和と愛とを失わざる 立派な人間として生きることを、 厳かに誓います。力と勇気と信念とをもって自己の人生に対する責務を果たし恒に平和と愛とを失わざる立派な人間として生きることを厳かに誓います。

そのままです。ただ、三忽はクンバハカとセットで実行するから怒りそうでも、怒らないでいられ、恐れに翻弄されることもなく、悲しいことなんて人生に無いです。三行は行動指針なので、これは明快ですね。「正直、親切、愉快」です。


「不機嫌な人は好んで不機嫌なんだよ」

3つ目の愉快は、斉藤一人さんが同じことをこんな表現でさらに深めてくれました。

「いいかい、不機嫌な人ってのは好きで不機嫌をやっているんだ。その不機嫌な人につられて、自分まで不機嫌になっちゃいけないよ。どうぞ、いつまででも、不機嫌でいてくださいってもんで、自分はいつだって機嫌良くいればいいんだよ」

って。

おっと、この文章を書きながらの今も、キュキュッとケツを閉めているようです。腹も引っ込めて力を込めていますね。すごいですね、習慣って。

ケツを締めて、怒らず、恐れず、悲しまないで、正直にしていて、親切でありたい、と心がけて自分自身はご機嫌に生きていくとなんでもうまくいくのか、っていうとそんなことはないんですね。いろんなことがこの人生ゲームには仕掛けられていて、いや、脚本が用意されていて、その脚本家がこの西田光弘がどう対応するんだろうって楽しんでいたりするんですね。

なので、急に突然、え?なにそれ?っていう外部要因で、次から次と「できごと」が起きるのが人生なんですね。そのたびにオタオタしたり、びびったり、怒ったり、恐れたり、時には悲しんだりして、さらにそれにそれらの感情を増幅させて動けなくなってしまったりする、それが人生じゃないですか。

本当、人生色々ある(笑)だから僕はクライアントに言うんです。気持ちを寄せたり、共感したり、情を寄せることはあります。でも同情したり、共鳴したりはしないんですね。全部「ふ〜んそうなんですね」なんです。そして僕自身がそう思っていることを言うんです。

「人生色々ある、でもやる、だからやる」

って。で、こんな話題を書いていたら、思い出した一言があります。座右の銘ってほどじゃないですが、行動指針くらいには染み渡っている一言。これはプロゴルファーの青木功さんの言葉「しゃぁんめぇ」です。

ある意味、オレにとって”しゃぁんめぇ”はメンタルコントロールの一つだよ。どんなに悔しくても、そのひと言で落ち着きを取り戻せるからね。

これは、しょうがねぇな、って単語と意味合いは同じなんですが、「しゃぁんめぇ」の方が雰囲気というか含意が違うんです。なので、つぶやきとか心の中で言うときも「しゃぁんめぇ」です。「色々なことが起きる → クンバハカ → しゃぁんめぇ → さて、どうするかね? → 人生色々ある、でもやる、だからやるだな、さあ、ネクスト!」こんな感じですね。

こんなことを20代から知っていて、実行、実践して、どんなに売れなくても、貧乏でも、朗らかに生きてきた「つもり(他者評価はわかりませんが)」ですが、それが、いわゆる「成功の実現」をしたのかというと、20代は全くもってそんな日は訪れませんでした。プロフシリーズ、よかったら楽しんでください(笑)

感情のコントロールで言えば、僕のモデリングの一人の漫画の主人公です。その主人公ならこんな場面に直面したらどんな顔をするだろう、どんな目で何かを見つめるだろう、どんな言葉を言うだろうなんて意識しています。それはまた、おいおい書いていきます。

体、五感てセンサーのかたまりなので、いろんなことをたくさん感じ続けている毎日ですが感じるままに感じて「反応」しない。

そして、内側にため込まない「方法」は、「事業家」としての成功にももちろん役立つし、事業家になろうとなるまいと人生を生きていくので、1日でも早く身につけておくとよいのでしょうね。

mits西田


プロフィール全部一気読み!! 全7本 20000文字超 
読み応えおなかいっぱいです(笑)

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