今回は、過去に投稿した記事を
リサイクルして皆様に共有します。

あなたは、
世界一貧しい大統領をご存知ですか。

「知っています」という方は、
素晴らしい知見ですね♬

「えっ？？誰ですか」という方は、
ぜひとも今回の記事で
覚えていただけたら幸いです。

✔世界一貧まずしい大統領

世界一貧しい大統領として有名なのは、
ウルグアイ大統領を経験した
「ホセ・ムヒカ氏」です。

2020年に政界を引退。
現在、87歳となり、
首都モンテビデオ郊外の農園にある
自宅で余生を過ごされています。

なぜ、世界一貧しい大統領と
呼ばれたのか。

ホセ氏は、報酬の大部分を財団に寄付。
月々の生活費は1000ドルほどで
生活されていました。

大統領たる人が
毎月の生活費を
13万円で済ませる！？

ビックリですよね😅

大統領だったら、もっと
多額のお金をもらっていいはず…

にもかかわらず、ホセ氏にとって
「生活するだけなら1,000ドルあればいい」
と思うの裏側には何があるのか。

その答えは、国連演説で見せた
ホセ氏のスピーチに隠されていました。

ホセ氏は、世界各国の代表に向けて
「生きる意味、幸せの定義について」
考えさせられるスピーチをおこないます。

一部、抜粋します。

まさに
真意ともいえる言葉だと感じます。

✔幸しあわせって、なに？

わたしたちは
何のために生きているのでしょうか。

幸せになるためですよね。

誰しも自分から「不幸になろう」と
思って生きてはいません。

「この苦労もかならず報われる」
「いつか訪れる幸せのために…」

そういうふうに思って、
日々の生活を少しでも豊かになるように
がんばって生きています。

でも、ホセ氏は警鐘を鳴らします。

「あなたは、いつのまにか
　消費社会を生きていませんか」

という気づきです。

より高品質なモノ、より便利なモノ、
他人の持たない希少価値の高いモノ。

そういった優れた商品を欲しいがために、
大量に働き、命の時間を削っていませんか。

素晴らしい商品を手に入れることは、
たしかに必要かもしれません。

ただ、手に入れたからといって
あなたの幸福度は
どのぐらい持つのでしょうか。

おそらく
半年も持てば良いほうかもしれません。

そうした「新しいモノ欲しさ」に
慣れた思考を持つ人であれば、
幸福度は手に入れた瞬間が最高潮で、
１ヶ月も経てば
次の新しいモノに目が行くでしょう。

そういった状態は「幸せ」と
いえるのでしょうか。

✔ホセ・ムヒカ氏の言葉

「本当の幸せとは何か」

ひとつの気づきとして、
「ホセ・ムヒカ氏」の言葉をご紹介します。

どうでしょうか。

何らかの思いを感じていただけたら
嬉しいです。

わたし自身、
とくに強く印象に残ったのは
３つ目の言葉です。

発展・進歩・変化は、会社で働くうえで
かならず衝突する壁です。

より多くの給料を貰うために…
働きやすい職場を作るために…
昇任につながる人望のために…

わたしたちは社会で生きる中で、
つねに発展を求められて生きています。

ただ、発展するために
自分の幸せまで削る必要はあるのか…

といえば、そうではありませんよね。

発展しなくても、
十分に幸せを感じられるはずです。

むしろ過剰な発展によって、
ささやかな幸せにも
気づきにくくなるでしょう。

本来は幸せを感じるべき瞬間に
幸せを感じれない状態は、
”とても不幸な状態”だともいえます。

＊　＊　＊　＊　＊

あなたにとっての
「幸せ」は、なんですか？

自分の胸に手を当てて、
「自分にとっての幸せは、なんだろう？」
と振り返ったときに…

知らず知らずのうちに
所有することが目的になっていませんか。

幸せになることを手段にしていませんか。

上記の状態は、非常に危険です。

幸せのカタチは、自分で作れます。

けして、社会が決めることではありません。

かならず、あなたにとっての
幸せの瞬間は手に入れられます。

何者にも代かえがたい”あなただけの幸せ”を
他者にゆだねてはいけません。

ホセ・ムヒカ氏の言葉で、
本当の幸せを見つけてみませんか。

ぜひ、冒頭のスピーチを
視聴していただけたら幸いです。

では、また。
失礼します。