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文章に「改行」を多用する理由

読みやすい文章は、
とうぜんながら読者に好かれます。

どれだけ内容が良くても、
「読者に読んでほしい!」
想いが強くても、けっきょくは
読者ファーストで文章を考えなければ、
読まれることなく埋没するだけです。

読みやすい文章とは…

・難しい言葉(専門用語)を多用しない
・読みにくい言葉にルビをふる
・読まれる文章構成
・適度な改行かいぎょう

など、げられます。


そして、
今回のテーマは…

改行かいぎょう」です。


改行かいぎょうとは…
文章を進め(整え)るために、
そこで行を変える(=改)こと。

わたしは、
改行かいぎょうを多用します。

なぜ、わたしは
改行かいぎょうを多く使うのか?

改行かいぎょうのメリットとは?


みなさんに改行かいぎょうの良さに気づき、
より読者受けされやすい文章を
書けるための指南書になればと思います。

では、いきましょう。



改行かいぎょうのメリット

改行かいぎょうとは、
文章を整えるために行を変えること。

文章に改行かいぎょうを取り入れる理由に
大きく3つのメリットがあります。

①媒体ごとの最適化
②文章構造をスッキリさせる
③文章のボリューム感を出す

それぞれ、
ひとつずつ説明しましょう。




✔①媒体ごとの最適化

媒体とは、
パソコンやスマホ、書籍といった
文章を読むための方法を指します。

読者は、媒体をとおして、
わたしたちの文章に触れます。

つまり、
読者がとくに利用している媒体に
適した文章構成にすれば、
好んで読んでくれるという寸法です。

ここでは、
noteで文章を書いているので、
noteに適した媒体のお話しを
させていただきます。


読者は、noteを何の媒体で
読むのでしょうか?

そう…
そこのあなた!

いま読んでいるあなたは、
わたしの文章を何の媒体で読んでますか?

おそらく、”スマホ”でしょう。

当たってますか?

いや、当たってると言ってほしい…


そうです!

noteを読む人は、圧倒的に
スマホで読む人が多いんです。

”ゆうだい”さんの記事で、
スマホ利用者は7~8割を占めている
と説明されています。

つまり、
スマホに適した文章構成にすれば、
必然的に読まれやすくなります。

スマホに適した文章構成とは、
まさに改行かいぎょうの多い文章です。

ここでは、
具体的な改行かいぎょう方法”には触れません。
(書いちゃうと、とんでもなく
 長い記事になるので、ご愛敬あいきょうください)

改行かいぎょうは、物書きにとって
媒体ごとの最適化に
一役ひとやく買ってくれる優れた相棒です(笑)



②文章の構造を
 スッキリさせる

”言葉と言葉のつながり”や、
文章で伝えたい部分を
ハッキリさせたいときに
改行かいぎょうは役に立ちます。

読点どくてん句点くてんと似たような意味合いですね。

読点どくてんとは…
「、」文章と文章をつなぐ記号。

句点くてんとは…
「。」文章の切れ目に使用する記号。


ここでは、一例を挙げましょう。

あなたは、カバにどういった印象をお持ちですか?カバは大きな身体で大きな口、どこか拍子抜けた顔からか第一印象は、のろまなイメージを持ちやすいでしょう。でも、実際にはカバの足の速さは48kmと言われ、アフリカでは多くの人が被害にあっています。恐ろしいですよね。

上記は、改行かいぎょうなしの文章です。


つぎに、
改行ありの文章です。

あなたは、カバに
どういった印象をお持ちですか?

カバは大きな身体で大きな口、
どこか拍子抜けた顔からか第一印象は、
のろまなイメージを持ちやすいでしょう。

でも、実際には
カバの足の速さは48kmと言われ、
アフリカでは多くの人が
被害にあっています。

恐ろしいですよね。

同じ文章なのに、
読むイメージはかなり変わります。

改行かいぎょうなしの文章は、字体の狭さで
堅苦かたくるしいイメージを持ちやすいです。

改行かいぎょうありの文章は、
一文いちぶんごとに意味を理解しやすく
しぜんと内容を理解できます。

また、フランクな印象も受けて
改行かいぎょうの多い文章は
ブログ向けと言えます。




③文章の
 ボリューム感を出す

文章にボリューム感を出すことにも
改行かいぎょうは、便利な手法です。

改行かいぎょうしない文字数の少ない文章は、
小さなカタマリになって
質素なイメージを持たれます。

時間のない読者には好都合ですが、
「読んだ!」という満足感は得にくもの。

そういったときは
文章ごとに改行かいぎょうをおこない
ボリューム感を出します。


文章そのものに肉付けするように、
”空白”という死角を増やすことで、
読者に一時的に「読んでいる」
という感覚を植え付けます。

そうすることで、
言葉は悪いですが、
内容のない文章でも
「読み応えがあった」と
錯覚を起こしやすくなります。

もちろん、
内容のない文章ばかりを書いていると
読者に見放されるので、
ほどほどに活用してくださいね(;^_^A




✔読者に好かれる
 文章にするために

わたし自身、
ほかのnoterさんの記事を読んでいて
「この方の文章は、読みにくいな~」と
違和感を感じたりしてました。

誰の文章が読みにくいとは公表しませんが…

読みにくい文章を見ていると、
お決まりのように
改行かいぎょうしない、または改行かいぎょうが少ない
文章ばかりでした。

改行かいぎょうなしの文章は、まさに黒い塊です。

読者からすれば”黒い塊”から、
情報をくみ取るひと手間がかかります。

また、
改行かいぎょうしないと文章に緩急が生まれず、
どうしても読みにくい印象を持ちます。



* * * * *



時間を割いて書いた文章だからこそ、
やっぱり読者に読んでほしいですよね。

読者にストレスフリーで
読んでもらうためにも、
わたしは改行かいぎょうを多めに使用すること
おススメします。

自己満足のように
noteに投稿するものの、
けっきょくは
「読者に読んでほしい」と思うのは
物書きの本能です。


みなさんの文章が
より読者に受け入れやすくなるように
改行かいぎょうの大切さに気づいていただけたら
幸いです。

では、また。
失礼します。

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