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【課題写真:B】名古屋市文芸イベント【コトノハなごや 2023】

ナゴヤの文芸分野の普及や育成、ナゴヤの都市の魅力推進を目的とした【コトノハなごや】。

2023年度も宮田が提供しましたA~Cの課題写真をもとに、200~800文字で掌編短編のオリジナルの文芸作品を絶賛募集中!


【課題写真:B】
東海地方(愛知・岐阜・三重)在住の方は、この写真をもとにした掌編・短編の作品を是非ぜひ!

他のスナップ的な写真とは全然趣の異なる「お茶」の写真。

神谷家住宅柏露軒(かみやけじゅうたく はくろけん)にて撮影。

お茶の知識も経験もまったくない不勉強なボクが??笑

栄駅のお隣の新栄町駅から徒歩5分。

マンションやビル、住宅に囲まれた場所。一本路地を入ってさらに入って行く場所に建つ。

A~Cのうち、このB写真だけは僕が個人的に撮ったモノではない。

2023年05月のとある日、コトノハの中の人たちと待ち合わせして、由緒ある茶室にお邪魔しての撮影。

江戸時代に建てられ、1911年に移築、1929年に改修されたもの。登録有形文化財(建造物)に指定されていますが、不勉強のため知りませんでした。。。

いやはや、すぐ近所を歩いていながら、まだまだ知らないことだらけ。

……は、置いといて。

事前にGoogleストリートビューで調べるものの場所が分からず、20分くらい早めに着くように出発。

が、現地に行ってもよく分からんかったが、一本だけ、「ここかな?」という路地は見つけた。

が、明らかに勝手に入ってはならないような雰囲気で、ビルの間の私道っぽい。奥に建物がありそうだけど……入って行って確認が出来ない笑

5月に撮ったのだが、周りに日陰が無くて、ちょっともう暑い。。。


んで、ちょっとヒマなので周辺をブラブラ。

ロクなモンも撮らず(笑)、あっという間にコトノハの中の人たちとの合流時間。

中へ。やはりさっきの私道っぽい道だった。

・先生に点てて貰ったお茶と御菓子を撮影
・そのあとに(ついでに)茶室も撮影

の順で、すぐにスタートする予定だったが、
先生が想定していた御菓子と違ったらしく、
有名店である御菓子司に電話。

「そうそうそう、そっちね」

コトノハの中の人のひとりがダッシュで
先生が頼んだブツを取りに行く。

その間に、先生とお話させて頂く。

「コレはもう撮らんよね?
 折角だから食べなさい食べなさい」
と、お茶と共に頂く。

もうね、どうにも不慣れな場でしてね、
キンチョーしてせっかくのお茶も御菓子も
味がまったく分からん笑

そういえば、
話の中で地場の噺家さんの名前も出た。

「コロナの前はよう使ってくれたんよ」

大いなる田舎である名古屋、
何か色々と狭い。

あってる人の名前もポンポン出るが、
会ってないだけで、すぐ隣の隣でも
繋がっている。

などなど話していると、
コトノハの中の人のひとりが
新たな御菓子を携えて
ダッシュで戻ってきた。

「まぁアンタもゆっくり
 お茶と御菓子で呼吸を整えなさい」

と、ひと休みひと休み。

さて、と、全員がお茶とボツになった御菓子をいただき、、、場所を茶室に移してお茶と御菓子を撮ろうと準備していると、、、

「もう終わった?もう良いかな??良いよね???」

まだ一枚も撮ってない!
とんでもなくセッカチ!

建物や畳にキズは付けられないので、
結局、三脚ナシの手持ちで計2枚……のうちの1枚!笑

と言った感じの課題写真Bでした!
Cはまた別で。それと、ボツ写真もまた折を見て載せて行きます。

と言う訳で、コトノハなごや2023、まだまだ皆さまの掌編・短編を絶賛募集中!東海地方(愛知・岐阜・三重)在住の方は、是非ぜひ!


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