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階段の天窓の効果で、2階に居場所ができる

小さい子どもは心地よさに敏感。
暗いと思う場所、家族の気配を感じない場所は嫌がることがあります。
トイレや階段が暗く、その先に行きたくないと感じると、一人では行けない場所になりますよね。

「昭和ガラスの家」の階段は、リノベーション前、普段は真っ暗、電気をつけてもなんとなく暗かったので、お子さんが階段を上がるのを嫌がったそうです。そうすると必然的に1階ばかりで過ごすことになります。温熱環境も悪かったので、2階に居場所が無い家でした。

リノベーション後は階段に窓を設けたので、風の道もできました。ただ、窓前に隣の家が近接しているので、そこまでの明るさが確保できません。
そこで工事中に決定したのが、階段の天窓です。

階段上に設けた天窓は階段も2階の廊下も明るく照らしています。
撮影の日は雨だったのですが、穏やかな明るさがとても心地よかったです。
階段は改修前にくらべて緩やかになり、明るくなったおかげで、お子さんたちが2階で過ごす時間を楽しむようになったそうです。
家の色んな場所に居場所ができると、家で安心する時間が増えますよ。


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