実業家みゆきの人生相談

地域No.1の美容室創業者。主婦でありながら37年間、事業を営む。 ネットワークビジネ…

実業家みゆきの人生相談

地域No.1の美容室創業者。主婦でありながら37年間、事業を営む。 ネットワークビジネスにはまり、たった5年で4000万も失った経験あり。 しかし失ったものを取り返し、今では自宅でゆったり、新しい働き方に転身。 一人で苦しんでいるあなたに届けたい。本当の幸せの取り戻し方を。

最近の記事

第十一話 〜新たな道〜

【愛犬マロンの導き】 数々のネットワークビジネスや、 学びの為のセミナーに参加した私でしたが 関われば関わるほど、どんどん膨らむ違和感と、 お金を使いすぎた罪悪感で いたたまれなくなっていました。 そして、ついには動けなくなってしまったのです。 そんな私に、追い討ちをかけるかのように 苦しく辛い出来事がおこりました。 2022年5月 15歳と10ヶ月になる、チワワのマロンちゃんの 様子がおかしい。 突然、全身の震えが止まらなくなり、 目の焦点が合っていない。 “痙攣

    • 第十話 〜私を襲う甘い罠〜

      【おいしい話が真っ盛り!】 サロンを手放した私。 時間をもて余す生活。 悠々自適? いやいやいや、、、 ただ、ヒマなだけの退屈な日常でした。 そんな、寂しくつまらない日々を過ごしていた私に、 タイミングよくいろんな人が声をかけてきてくれました。 「何してる?ちょっと会わない?」 「会わせたい人がいるのだけど。」 ちょうど良かった☺️ 誰かと会いたかった。 誰かと話したかった。 そんな、ぽかんと空いた私の心のスキマに 次々とビジネスの話がやってきたのです。 そう

      • 第九話 〜手放す〜

        【美容室の譲渡】 私にとってサロンは、自分の子供と同じくらい 愛しいものでした。 『お客様に喜んでいただけるように』 私の頭の中はいつもそれでいっぱいでした。 だから、常にお客様の居心地の良い空間や、 日常を忘れることができる、 そんなサロン創りに細心を注いでいました。 そして、そこにスタッフが居てくれて、 お客様に喜んでいただく施術をしている… そんなサロンを見るのが、たまらなく好きだったのです。 そんなスタッフの成長を見守るのが、 たまらなく好きだったのです。

        • 第八話 〜4つ目の壁〜

          【兄の癌宣告】 母が亡くなって、まだ1年も満たない翌年の9月、 今度は兄がいる施設から電話がありました。 「まさか!」 これでもか、と神様は私に試練を与えてくるのです。 『肝臓癌、末期』 私は頭の中で (母は、兄を残してきたことが気がかりで、 心配で心配でたまらないのかもしれない) と常に思っていました。 (もしかして、母は兄を自分の元に 連れて行こうとしているのではないか?) と…。 だから兄が末期と聞いても 母の時とは違って、私は比較的早く、 事実を受

        第十一話 〜新たな道〜

          第七話 〜3つ目の壁〜

          【突然の母の病気】 一時はもう辞めようかと思っていたサロン経営でしたが、絶頂期と言えるほど順調になり、 充実した毎日を過ごしておりました。 しかしそんなある日、私のサロンに、 母が通院している病院から1本の電話がありました。 「お母さんのことでお話したいことがあります。」 嫌な予感… (この嫌な予感はけっこう当たるのでした) 「実は、お母さんの肝臓にガンが見つかりまして」 後に続く言葉は、もう私には聞こえはしませんでした…。 スタッフルームの床にへなへなと座り込ん

          第七話 〜3つ目の壁〜

          第六話 〜再起から頂点へ〜

          【再出発】 出産を終え、約2ヶ月でサロンに戻った私。 そこで私を待ち構えていたのは、今にも潰れそうな、 悲惨な状態に成り下がったサロンでした。 営業時間を勝手に繰り上げて帰宅しているスタッフ。 技術の低下や接客のムラ等、私のいない間にサロンは 危機的な状態になっていました。 唯一、お客様を持っている(売上を作れる)スタッフは、私と入れ代わりに退社。 体調不良という理由でしたが、なんとそのスタッフは、 近くで独立開業したのでした。 彼女のお客様は当然そちらにお引越し。

          第六話 〜再起から頂点へ〜

          第五話 〜2つ目の壁〜

          【波乱のオープン、そして第二子出産】 「私は、あなたのことを『先生』とは呼べません! 私には尊敬できる先生が他にいますので、せめて、 『店長』と呼ぶことにします。」 オープン当日、以前よりこのお店に在籍している スタッフの言葉です。 これって、私、嫌われている? スタッフの言葉に呆然とする私。 とにかく今日はオープン! そんな感情に振り回されるヒマは無かったのです。 オープンとはいえ、チラシも雑誌掲載も、 今のようなSNS集客も何もやっていない。 友人知人、親戚

          第五話 〜2つ目の壁〜

          第四話 〜人生の転機〜

          【無謀な独立】 結婚生活をしながら仕事を続け、 やがて第一子を出産しました。 産後は私の実家に移り、 私達3人と母との同居生活が始まりました。 少し育児が落ちついた頃、私は長男を母に預け、 美容師の仕事に戻ることにしました。 パートで、ぼちぼち近くの美容室に行っていた ある日のこと、 1本の電話が鳴りました。 美容室のオーナー宛にかかってきたその電話の内容は、 『◯◯市内に居抜きの美容室がある』 というものでした。 「オーナーに伝えておきます」 という私の言葉を遮

          第四話 〜人生の転機〜

          第三話 〜運命の仕事、ヒト〜

          【美容師への世界へ】 父がこの世を去り、いよいよ私が家を支えなければと 強く思うようになりました。 世の中は女性の活躍が目を引く1980年初頭。 資生堂や小林コーセーに、 「女性を取締役へ抜擢」 という文字が踊っていた時代。 元来、成功願望が強く 負けず嫌いの性分を母から受け継いでいる私。 女性が男性と分け隔てなく、いや、むしろ女性だからこそ活躍できる仕事を探していた私がそこにいました。 心の中では既に決めていた職業がありました。 そう、“私は美容師を目指そう!”と。

          第三話 〜運命の仕事、ヒト〜

          第ニ話 〜1つ目の壁〜

          【父の癌の告知】 おバカな私も高校生🎵 県立の進学校に無事合格し、まぁまぁ可愛かった私は、 「◯恵ちゃんに似てる〜!」 と、けっこうモテたのです! (今では誰も言ってくれません。旦那も、息子も💦) そして、毎日勉学に励んだのです! と、 言いたいところですが、これがまた、 実は遊び呆けていました。 田舎娘の私は、ちょっと都会方面からやってくる子達の、その洗練された空気感に、興味シンシンの毎日でした。 私は、田舎者丸出しだったのです。 特にヘアスタイルに興味を持ってい

          第ニ話 〜1つ目の壁〜

          第一話 〜強い使命感〜

          【ウルトラマン誕生秘話、、、呪われた家】 「みーちゃんって、何人きょうだい?」 小学生の頃の私にとって一番困る質問でした。 私のきょうだいは「一応」 3人きょうだいではあるものの、 いつも家にいるのは私ひとりなのです。 姉は母の実の子供ではありませんでした。 そしていつの頃からか、 姉は家から出て住み込みの仕事をしていました。 兄は小児マヒで施設に入ったっきり。 だから、家にいる子供は私だけなのです。 そんな複雑な家庭で育ったので 「3人だよ」とは私にはどうしても

          第一話 〜強い使命感〜

          プロローグ 〜成功と失敗〜

          【自己投資とネットワークビジネスで無くしたお金 ◯千万!】 はじめまして 【あなたを活かす人生相談】のみゆきです。 私は37年間、事業を営む経営者であり、主婦でもあります。 数年前までは、5店舗以上の店舗や、通販、スクール、 セミナー事業等さまざまな業態を展開してきました。 そんな、一見成功者のように見られる私ですが、 実は、経営の影に忍び寄る巧妙な罠にかかり、 通算20年の間に◯千万もの大金を 使ってしまったのです💦 そのキッカケになったのは、 ネットワークビジ

          プロローグ 〜成功と失敗〜