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部下が話を聞かない理由とは…上司ができる6つの行動

私が管理者として経験したことで、部下が話を聞かなく業務が思うように進まないことが良くありました。そんな時、なぜ部下は話を聞いてくれないのか、なぜ理解してくれないのか…そんな原因が重なると、心身共に疲労が溜り疲れる。そんなことばかり考えていた時期もありました。
それを解消するための心得、行動が必要と気付いたのです。

「なぜ部下は話を聞き入れてくれないのか」
それは上司が部下へ与える影響を理解し行動出来ていないからです。


今回の記事はこんな方に読んで頂きたいです。


もしかして、あなたも気付かないうちに

☑部下が全く話を聞き入れなく困っている
☑部下が話を曲げて解釈する
☑部下が話を流してしまう
☑部下が嫌そうな顔をしながら話を聞いている

部下が話を聞き入れる体制をつくるには、あなたが行動として起こさなければいけない6つの行動があります。あなたが情報を知り行動できたのなら

☑部下の状態を理解できるようになる
☑自身の対応スキルが付き成長することができる
☑部下からの報連相が早くなり効率が良くなる
☑部下がやる気になり生産性が上がる
☑部下から信頼される

実は、部下は「あなたを映す鏡」なのです。

「部下が指導を聞かない・・・」と悩んでいる時は部下の方に原因を求めがちですが、あなたの普段の向き合い方にも原因がある可能性があります。
部下との関係性だけでなく人間関係全般に幅広く当てはまることですので、
これを機会に見直し、自分から学びたいと思っているあなた

必ずこの先を読みすすめてください。


話が聞けない部下の状態とは

さて、人の話が聞けない状態とはなんだろうか。あなたの体験を思い出してみてください。

考えてみると、ぼーっとしていたり、別のことを考えていたりと、相手が不在の状態になっています。誰だってそういった状態に陥ったことはあるのではないでしょうか。

人の話が聞けない=自分の考えしか聞いていないから

相手の言葉は受け取れず、自分の考えの中での解釈でしかないのです。


容量オーバーのCPU状態

「話が聞けない」人はこのような容量オーバーな状態もあります。容量オーバーならば、話が入るわけがありませんよね。

しかし、仕事は進めなければならない。オーバーヒートしている状態でオーバーに動かそうとしても、仕事のミスは出てくるし、あり得ないことをしだします。

では、人間は何の容量がいっぱいになって、人の話が聞けないのだろうか?それが、前述の「自分の考え」なのです。


無自覚でいつも出ている考えが相手の話を無視する

話の聞けない部下は、あなたの話を聞きながらこんなことを考えている可能性があります。

☑早く話を終えてほしい
☑めんどくさい、疲れた、帰りたい
☑怒られないようにしなきゃ
☑その話って違うと思う
☑私はこう思うのになんでそんなこと言うんだろう?

その時点で、相手の話が入る訳もありませんね。実際にあなたも心当たりがあると思います。


大きくは2つ!根本的理由がある

①信頼関係が作れていない

良く言われる信頼関係の構築です。信頼関係が作られていない状態では、いくら正しいことを言っても受け入れられません。

人間は感情で動きますので、まずは「この人の言うことを聞こう」と思ってもらうことが重要となってきます。

部下の話を聞く・約束を守るなど、日常の細かいことに気を使うことで部下との信頼関係を築いていきましょう。


②部下に軽んじられている

部下に「この人の言うことは聞かなくても大丈夫」と思われているかも知れません。部下に対して強いことが言えなかったり、上司として正しい注意ができないとこのような状況に陥ってしまいます。

性格的に強く言えない人もいると思いますが、部下の成長のためにも最低限の注意はできるように努力をしましょう。

上司ができる6つの行動

①話を聞く

基本的行動、重要なのは部下の話を聞くことです。
いくら的確な指導であっても、頭ごなしな指示では部下は従いません。
部下の話を聞き「この人は話を聞いてくれる」と印象を部下に与えましょう。

話を聞きながらリアクションをとる・オウム返しをする・質問をしてみることから始めましょう。


②承認する

次に、部下の言い分や主張を承認しましょう。部下の意見はまだ未熟で、アドバイスしたくなったり、否定したくなるかもしれませんが、まずは受け止める姿勢が重要です。

承認するというのは褒めるのとは少し違います。褒めるというのは「良い」「悪い」という評価が入りますが、承認は「良い」「悪い」に関わらず、相手を受け止める。


③頼る

時には部下を頼ることも必要です。
頼られる方は「自分は上司にとって重要な存在なんだ」と感じ自己肯定感が上がります。

その結果、上司に対して本音で話やすくなるでしょう。

上司・部下という関係においては、どちらかが一方的にパワーを持つのではなく、相互に高め合える関係性を作ることが重要なのです。


④感謝を伝える

上司と部下は、仕事を教える方と教えられる方という関係性があるため、上司の方がパワーバランスが強くなりがちです。

そして、パワーバランスが強くなりすぎると部下は本音が言えないようになり、コミュニケーション不全を起こしてしまいます。

そんな時に有効なのが部下に感謝を伝えるということ。

「ありがとう」と感謝を伝えることで、上司と部下の関係性だけではなく、人としての関係性を感じることができ、上司と部下の関係性がよりフラットになります。


⑤注意する

日々の業務の中で部下に対して甘い態度ばかりとっていると「この人の言うことは聞かなくて良いんだ」と思われてしまうこともあります。

業務を進める上で良くないことや、良くない態度に関しては、ハッキリと注意をすることも重要。

注意する際は、自分の主観をいれず、他の社員がいない場所で注意しましょう。

※相手のプライドを傷つけないよう注意が必要です。余談ですが私はこれで信用を失ったことがあります。


⑥フォローをする

注意をしたあとにはフォローも忘れずにするようにしましょう。

注意をされた方は気分が落ち、空気が悪くなってしまいますので、上司のあなたから明るく話かけるなどすると有効です。

また、注意したことが改善された際には、その点を褒めるとより良い効果が生まれます。


「最後に」

今すぐ、実行してください。

相手に寄り添い「話を聞く」聞いた内容を「承認する」。
時には「頼り」そして「感謝を伝える」。
時には「注意し」注意した後は必ず「フォローする」。

上記内容を知っているだけでは現状は変わりません。
あなたにとって現状を改善したいのなら、必ず意識し行動を起すことです。そうすることにより、必ず部下とのコミュニケーションが向上し、円滑に業務を進めることが出来ます。

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それでは長くなりましたが最後まで読んでくださり感謝申し上げます。

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