現代語訳『山家集』(233)

【 原文 】
夏山の夕下風《ゆふしたかぜ》の涼しさに楢《なら》の木陰の立たま憂《う》きかな (233)

【 現代語訳 】
夏山での夕方、足元で吹く風が涼しく、楢《なら》の木陰に立ったまま動くことができない。


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