現代語訳『山家集』(620)

【 原文 】
弓張りの月に外《はづ》れて見し影のやさしかりしはいつか忘れん (620)

【 現代語訳 】
弓張り月の光が届かないところで目にした上品なあの人の面影を、忘れることができようか。


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