現代語訳『山家集』(458)

【 原文 】
虫の音に露《つゆ》けかるべき袂《たもと》かはあやしや心物思ふべし (458)

【 現代語訳 】
虫の音に袂が露のように濡れている。奇妙なことに、わたしの心は物思いをしているようだ。


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