水井軒間

生きづらい人のための表現を目指す絵描き。noteでは映画とかバーチャルとか好きなものの…

水井軒間

生きづらい人のための表現を目指す絵描き。noteでは映画とかバーチャルとか好きなものの話が多いです。

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    映画語りまとめ。

  • 自分のこと

    作家「水井軒間」の思想・考え事。

  • イベントレポ

    VIRTUAFREAK vol.1に始まる、VTuberカルチャー中心のクラブイベントへの参戦レポをまとめたマガジンです。

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    VTuber、VRChatなど。

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最近の記事

Midjourneyに絵のサポートをしてもらってみた

こんにちは。水井軒間です。 アナログ画材で絵を描いて、SNSに投稿したり、展示をしたり、グッズを作ったりして生きています。 1、画像生成AIと絵描きの「付き合い方」 賛否両論の画像生成AI、私は「仲良くやっていきたい派」として積極的に情報を集めています。 絵のお仕事を受けた経験のある身からすると、「自分じゃなくてもいい仕事」ってかなり屈辱的だし、そういう仕事を代わってくれるなら助かる。 業界全体としても、これから絵を描きたいと思う若い人たちが、「人に利用してもらうための絵

    • 「体の声」「脳の声」「自分の意思」を聞き分ける

      これの続きです。 「年間100枚描く」を具体的な目標として、「稼働率(生産性)を上げる」ためにはどうしたらよいかを考えながら制作を続けて半年が経ちました。 ちなみに現在、公開できているもので二次創作を抜くと34枚です。やべ〜 最近気づいて実践していることをまとめてみます。 ほぼ自分用なのでなんのために外向けに文章にするのかよくわかりませんが、部分的にでも共感できるところがあれば参考にしていただければと… 「死にたい」の根っこは「自分の中の矛盾」気がついたら口癖のように頭

      • シンウルトラマン感想 ー 孤独な戦士を見上げる私たち

        「シン・ウルトラマン」見てきました。 これまで映画の感想を文章にするときは、結構鑑賞直後の熱量のまま書き殴っていたことが多いんですが、今回は試しにちょっと日を置いて、繰り返し咀嚼して、人の感想とかも聞いた上で書いてみます。 観る前の状態 まず私は、ウルトラマンのテレビ番組っていうともう親世代のやつだな…くらいの感覚です。リアルタイムでやってたシリーズもあるはずだけど。 ウルトラマンはM78星雲ってとこから地球に来ている宇宙人で、3分で変身が終わっちゃうタイマーがあって、ス

        • 「心の余裕ゲージ」について、体感と実践の記録

          昨年末にご縁のあったギャラリーにて、定期的に公募展が開催されているそうなので、とりあえずそれに出まくってみよう、という指標で2022年を走り始めて2ヶ月経ちました。 最終目標は絵の収入で自立することで、そのために「稼働率を上げる」のが今年のテーマです。 やりたいこと、そのための技術、それを発揮できる機会が掴めたら、次やるべきことは頭と手を動かして成果を作りまくることですからね。 具体的な数字の目標としては「100枚描く」のが今年の目標です。 稼いだ金額を気にし始めるとたぶん

        Midjourneyに絵のサポートをしてもらってみた

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        記事

          悪夢と、感覚の歪みと、映像表現の話

          悪夢をよく見る。 悪夢をよく見ることと、その人の人生が(客観的に)それほど壮絶なのかということは、実はあまり関係ない。 私の育った環境はごくありふれたもので、単に両親の仲があまり良くなく、そして両親ともに子育てがあまり上手ではなく、田舎だったからいろんなものの選択肢が少なかった。それだけだ。 ありふれた境遇でありふれた未熟さを抱えている人間はそう珍しくないけど、「そう珍しくない」ということを知る機会がなく、自分の未熟さに意識が集中してしまう気質を持っていると、 私みたいに

          悪夢と、感覚の歪みと、映像表現の話

          憧れ追いかけて、あるいは追い越して #バーチャフリーク

          これは超個人的な日記であり、そして千年先に残す歴史の記録です。 カッコ悪い先輩たち私が初めてエハラミオリさんにご挨拶したのがバチャフリのvo.1でした。 自主創作やってるとはいえ成功しているとは言いがたく、何より天涯孤独に近かった私が、今この世界でこれだけ名前を知ってもらえるようになった、その第一歩があの日だったと思います。 エハラさん経由でいろんな人と知りあって、たまに絵を描かせてもらったり、ごくたまに一緒にご飯を食べたり、その中で一番強烈だったのがコーサカさんだったし

          憧れ追いかけて、あるいは追い越して #バーチャフリーク

          日記:鴨シー楽しすぎワロタ

          県外での知名度はよくわからないけど、千葉県民なら割と知ってる水族館、 鴨川シーワールド。 マジで子供の時以来、10年ぶり…?とかに行ったらハチャメチャに楽しかったので日記です。 何がってシャチのショーがヤバい 鴨シー名物といえばシャチですね。 シャチが見られる水族館自体が珍しい上、トレーニングを受けたシャチの水中パフォーマンス、そして何よりそのショーで客席にあり得ないくらい水が飛んでくることで有名です。 水族館のショーでさ、水が飛んできて濡れるよっつったらさ、 せいぜい

          日記:鴨シー楽しすぎワロタ

          私も梶井の「檸檬」のように

          水井軒間です。 今回は「#創作にドラマあり」というお題から書かせていただきます。 ・梶井基次郎「檸檬」肺を患って日夜熱っぽい体を引きずり、友人の家を転々と転がり込む生活を続けている主人公。 ある日散歩に出かけると、八百屋で檸檬を見つける。ーーーーー 高校の現代文の授業で読んだという方もいるんじゃないでしょうか。 私もそうでした。 この作品の書いていることってすごくしょうもないことで、 「鬱屈としていた日々が、ほんのちょっとのことで一瞬晴れたりするよね」 っていう、よう

          私も梶井の「檸檬」のように

          水井軒間のアバターの歴史 ーVTuber運営、VRChat、そしてこれから

          水井軒間です。 VTuber、バーチャルという文化が始まってそろそろ3年が経とうとしていますね。 私はほぼ黎明期からこの界隈を追いかけ、見て、 そして「バーチャルとは何か」について、たくさん考えてきたという自負があります。 一時期は見ていた”夢”が壊れ、幻滅し、こういうnoteを書いたり、 そこからまた新しい”夢”を見るようになったり、 まぁとにかくいろいろとありましたが、 私が現在辿り着いたのは「アバター」についての思想です。 VTuberのファンアートを描くことか

          水井軒間のアバターの歴史 ーVTuber運営、VRChat、そしてこれから

          障害者手帳2級の絵描き、24歳、あと13年

          こんにちは。水井軒間です。今日24歳になりました。 noteでこれからより表現活動に寄った内容を書いていこうということで、 まずは自己紹介と評して、主に活動形態に関することを書きました。 今回は誕生日という節目に、視点を変えて、主に私の人生について、 私がどういう人間なのかということについて書こうと思います。 □鬱病歴5年、障害者手帳2級「今すぐ悟りを開くか、ロボットにならないと死んでしまう」 と考えていたのが中学生の頃でした。 家族との折り合いは悪く、悩みがちな性格

          障害者手帳2級の絵描き、24歳、あと13年

          今「Vのオタク」に何が起きているのか〜オタク美少女化?アバターの未来〜

          水井軒間です。 このnoteを読んでいる人の中には、VTuber・バーチャルカルチャーを追いかけていて、 いわゆる「VTuber界隈」に属して過ごしている人が多いと思うんですが、 その片隅で、今かなり面白いことが起こっていることはご存知でしょうか。 ・VIRTUAFREAKと"会議室"とVR-ize、不眠 本題に入る前にこの前置きはしておかねばなりません。 「VIRTUAFREAK vol.1」というクラブイベントがありました。 2018年12月開催。 V音楽のイベント

          今「Vのオタク」に何が起きているのか〜オタク美少女化?アバターの未来〜

          好きな音楽の話まとめときます

          水井軒間です。 Twitterで音楽の話だのバンドの話だのよくするのですが、 実際どのアーティスト通ってきたんだよ、というのをですね、 わかりやすくまとめとことうと思ったので書きます。 数がすごいことになってしまったので短めにいきます。 ●バンド編 ・THE BACK HORN 高校生の頃、初めて自分でCDを買ったり、ライブに行ったり、 ちゃんと追いかけてたのがTHE BACK HORNでした。 大好きな曲ありすぎるんですけど比較的初期の曲が好きです。 アルバムで言う

          好きな音楽の話まとめときます

          自己紹介:生きづらい人のための表現を目指します。

          こんにちは。水井軒間(みずいのきま)です。 今までnoteは趣味投稿をメインとしてやってきましたが、 もっと表現活動に寄った文章も書いていこうと思ったので、 その1本目としてまずは改めて自己紹介をしようと思います。 □絵について水井軒間という作家名で、 2016年からTwitterを本拠地に作家活動をしています。 Twitter→@mizuinokima 「生きづらい人のための表現」を目指して、 今のところは主にイラストレーションをやっています。 代表作「やさしくなり

          自己紹介:生きづらい人のための表現を目指します。

          VRoidモデルのVRChatパフォーマンスランクを上げる検証

          水井軒間です。 3Dモデルについて全く知識がないまま、VRoidでモデルを制作しVRChatにアップロードして、何も疑問に思うことなくVRChatライフを楽しんでいた私ですが、調べ物をしているうちひとつ気になったのが、 VRChatの「Avatar」>左下の「AvatarStatus」という画面に表示される 「Overall Perfomance」、一般的に「パフォーマンスランク」と呼ばれるものについてです。 VRChatに入ったのは最近でも、VRChatを拠点に活動する

          VRoidモデルのVRChatパフォーマンスランクを上げる検証

          外出自粛とVRChat -バーチャルで人と会う-

          水井軒間です。普段は絵を描いていますが最近はVRChatにお熱です。 VRChatなんでこんなに楽しいんだろう、ということとか、 今コロナによる外出自粛の影響下の中、VRを使って「人に会う」ことは可能なのか(VRで会うことは”会う”ことになるのか)、とか、 いろいろ考えたり実感したりしたのでちょっと文章にしてみようと思います。 実体験をもとにした主観だし、特に専門知識もないので、むちゃくちゃなこと言ってるかもしれませんがお許しください。体験したことを話します。 ・自粛開始

          外出自粛とVRChat -バーチャルで人と会う-

          VRChat日記2

          水井軒間です。 これの続きです。 デスクトップモード・クソザコPC(最近ちょっと環境よくなった)でもVRChatは楽しいぞという布教も兼ねた日記記事です。 ・VRCで仕事監視してもらうVRChatにお熱すぎて本来の絵の仕事がめちゃくちゃ滞っていた、というのは語弊があって、あくまで、絵の仕事がめちゃくちゃ煮詰まっていたのでVRChatが捗ってしまっていた、んですが(お待たせしている方本当にごめんなさい)、 「じゃあもうVRCしながら仕事すればいいじゃん」と思って、 「今か

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