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創世記10:6 ~ 20★2020.12.26掲載分


デボーションガイド*ハーベストタイムより





【御言葉】創世記10:6 ~ 20


6 ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナン。

7 クシュの子孫はセバ、ハビラ、サブタ、ラマ、サブテカ。ラマの子孫はシェバ、デダン。

8 クシュはニムロデを生んだ。ニムロデは地上で最初の権力者となった。

9 彼は【主】のおかげで、力ある猟師になったので、「【主】のおかげで、力ある猟師ニムロデのようだ」と言われるようになった。

10 彼の王国の初めは、バベル、エレク、アカデであって、みな、シヌアルの地にあった。

11 そ の地から彼は、アシュルに進出し、ニネベ、レホボテ・イル、ケラフ、

12 およびニネベとケラフとの間のレセンを建てた。それは大きな町であった。

13 ミツライムはルデ人、アナミム人、レハビム人、ナフトヒム人、

14 パテロス人、カスルヒム人──これからペリシテ人が出た──、カフトル人を生んだ。

15 カナンは長子シドン、ヘテ、

16 エブス人、エモリ人、ギルガシ人、

17 ヒビ人、アルキ人、シニ人、

18 アルワデ人、ツェマリ人、ハマテ人を生んだ。その後、カナン人の諸氏族が分かれ出た。

19 それでカナン人の領土は、シドンからゲラルに向かってガザに至り、ソドム、ゴモラ、アデマ、ツェボイムに向かってレシャにまで及んだ。

20 以上が、その氏族、その国語ごとに、その地方、その国により示したハムの子孫である。


《参考》





ハムの系図

*ハムの子孫たち


「ハムの子孫はクシュ、ミツライム、プテ、カナン。」(6 節)

ハムには4 人の息子が生まれたが、詳細に取り上げられているのは、その中の3 人。クシュ、ミツライム、カナン。この系図によれば、ハムから出る氏族数は30 。


《参考》 主ノ宮 光さんが作られた系図がとても分かりやすかったです。



(1)クシュには、6 人の息子が生まれた。その中で重要なのが、6 番目のニムロデで名前の意味は「反逆する」。この名前は後になってから付けられたようだ。ニムロデは「地上で最初の権力者となった。」

ニムロデは、とても邪悪者で獣けものの狩猟者・そして人を狩る者となった。このニムロデから「主の前に力ある狩猟者ニムロデのごとし」(口語訳)ということわざが生まれた。

ニムロデは、初めて王国を建てた者となった。王国は2つ、シヌアル(バビロニア)とアシュル(アッシリヤ)。この時、後の時代にイスラエルの民が経験するバビロン捕囚とアッシリヤ捕囚の種が蒔まかれた。


(2)ミツライムには、7 人の息子が生まれた。

「ミツライムはルデ人、アナミム人、レハビム人、ナフトヒム人、パテロス人、カスルヒム人──これからペリシテ人が出た──、カフトル人を生んだ。」(13 ~ 14 節)

ミツライムは「エジプト」を意味する。ミツライムの系図に「ペリシテ人」が登場するが、これは士師記やサムエル記の中でイスラエルの仇敵のペリシテ人(エーゲ海から移住した民族)とは別の氏族と考えられる。

この系図に出て来るペリシテ人は、それよりも前から存在していた氏族。


(3)カナンには11 人の息子が生まれた。

「カナンは長子シドン、ヘテ、エブス人、エモリ人、ギルガシ人、ヒビ人、アルキ人、シニ人、アルワデ人、ツェマリ人、ハマテ人を生んだ。その後、カナン人の諸氏族が分かれ出た。」(15 ~ 18 節)

カナンはノアの預言によって呪われた民になった。カナンの子孫は、後にイスラエルの民を攻撃する民になる。



ニムロデを反面教師として、神を恐れる生き方を学ぼう。ニムロデは、傲慢な現代人の原型のような人物で、神に対する恐れを欠いていた。ニムロデの生き方は、英雄ではなく、愚おろか者だ。

「愚か者は心の中で、『神はいない』と言っている。彼らは腐くさっており、忌いまわしい事を行っている。善を行う者はいない」(詩14:1)





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