200116_大熊さん

\インタビュー/ゲームプロデューサーが教えてくれた「好き」を「仲間」に届ける力!

モブグループ「モブキャストゲームス」が開発運営するスマホゲーム「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」(通称「モバサカC」)のプロデューサー、"おおくまP"こと大熊友城さんに、お仕事内容やゲームづくりに込める想いをインタビューしました!

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インタビューが深まっていくにつれ、「こんな風に働く人が増えたら、もっとワクワクに溢れた世の中になるだろうなぁ」と思った広報 今井。自分の「好き」を大切にし、一生懸命に向き合う。これってわがままではなく、自分がワクワク楽しく過ごすための究極の自立だと思うんです。

そんな風に思わせてくれた大熊さんから飛び出したのは、

「実は、自分はサッカー未経験。サッカーゲームも含め、ゲームはあまりやってこなかったんです」
「元々は社会科の先生を目指していました」
「坂本龍馬のイメージでゲームプロデューサーをしています」

などなど、驚いたり笑ったり、時折胸が熱くなったりする言葉の数々。

まさに「坂本龍馬」のような柔軟性と行動力、そして明確なビジョンをもってユーザー同士をつなぐ大熊さんから湧き出る、「好き」を仕事にするパワーに迫ります!

1.おおくまPが「モバサカC」づくりに込めた想い。

まずはゲームド素人の広報 今井にも分かるように…m(_ _)m「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」について教えてください!

\おおくまP/
「モバサカ CHAMPIONS MANAGER」というのは、簡単に操作できるシミュレーションゲームです。サッカーの「局面」、例えば「パス」や「ドリブル」「シュートコース」などを自分で選択・操作し、気軽にゲームをつくることができます。
ゲームの特徴としては、RPG要素があること。シンプルに「強い選手をゲットして終わり」というのではなく、選手をゲットした上で少しずつ装備を取得して成長させていく。またフォーメーションや選手同士、戦術の相性があり、駆け引き要素があってなかなか奥が深いんです!サッカーを知らなくてもRPG要素でゲームを楽しむことができる。

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衝撃だったのが、このゲームのユーザーさんは、必ずしもサッカーファンじゃないということ。恥ずかしながら「モバサカC」は「サッカーファンのためのゲーム」と思い込んでいたので、目からウロコです。
ユーザーさんの中には、このゲームを通してサッカーファンになり国内リーグの年間チケットを買った!なんて方もいらっしゃるのだとか(大熊さん、「サッカー界に貢献しました」とニヤリ!)。

「モバサカC」の溢れる魅力に大熊さんの楽しそうな笑顔も相まって、ゲーム初心者の今井にもワクワクの波が迫ってきました!!

では、大熊さんはどうしてこういったゲームをつくったのでしょうか?

\おおくまP/
ユーザーさんにハマらせたいっ!という強い想いがあったんです。ゲーム中じゃなくても、四六時中ゲームのことを考えてしまうような(笑)。
戦略や選手配置について、極端なことを言うと、朝ご飯中もお風呂中も考えて欲しい、ワクワクに没頭して欲しい。そのためにどうしたらいいかを、めちゃくちゃ考えました。

それは、サッカー好きの大熊さんならではの発想なのでしょうか?

\おおくまP/
実は、自分は小学生からの大のサッカーファンでありながら、サッカー未経験なんです。それを逆手にとりました。サッカーの経験がなければ、プレーヤー目線や固定概念に縛られず、あくまで客観的に、そしてファン目線でゲームをつくることができる。

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サッカーを「スポーツ」としてではなく「エンターテインメント」として捉え、「ゲームユーザーの皆さんをどう楽しませるか」に全力を注いだと語る大熊さん。

ここで自称「サッカーバカ」大熊さんが爆発!この日も大熊さんご贔屓のサッカーチームのTシャツを着ていて、「自分が応援しているサッカーチームの話は朝までできます!」とサポータートークが止まりません!

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朝まで聞きたい気持ちはグッと押さえながら?!次の質問へ↓↓

2. 日本一コミュニケーションをとるプロデューサー?!おおくまPが目指すゲームプロデューサーとは。

まず、大熊さんにとっての「ゲームプロデューサーとは」を教えてください!

\おおくまP/
一言で言うと、楽しいことをやっています(笑)

照れながら答えてくれた大熊さん。さらに深掘っていくと…

\おおくまP/
コンテンツの価値を最大化するお仕事だと思っています。
開発段階では画面設計・作成から選手などの商材の提供方法、配信スケジュール決め等など、ゲームがカタチになるまで幅広く携わりました。特に選手の提供方法においては、「商材が限られているなかどうやって少しでも長く、ワクワク遊んでもらえるか、ドキドキを生み出せるか」を考え、約10日に1回のペースで少しずつ選手を追加し、ユーザーさんの楽しみを生み出す仕組みを採用しました。
そういった開発過程においても、ゲームがリリースされてから行っている「フレマ道場」も、すべては「モバサカC」というコンテンツの価値を最大化するというところにつながっています。

「フレマ道場」とは、「フレンドマッチ道場」の略語で、大熊さんが単身で全国のユーザーさんに会いに行く企画。(「2019年おおくまP フレマ道場まとめ」はコチラ!)

毎回全国各地、楽しい様子がtwitterに投稿されています!一体どんなキッカケでこのフレマ道場が始まったのでしょうか?

\おおくまP/
今では想像しづらいかもしれませんが…以前は、ユーザーさんと運営側の関係があまり良くなかったんです、壁があったというか。運営側の不具合が重なっていたにも関わらず、メッセージをきちんと伝えられていなかった。
でも、自分が開発段階から携わってきた「モバサカC」を「ここで終わらせたくない」という想いがありました。

そこで自身が積極的に前に出てコミュニケーションを取り、状況を改善しようと思い立った大熊さん。
ユーザーさんとの間に壁があるのなら、全国に出向いて説明をして、気持ちを伝えよう!そんな風に考えたのがフレマ道場開始のキッカケでした。

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\おおくまP/
初回は名古屋でした。覚悟を決めて始めた企画ですが、いざとなるととても怖かった。一人でもいいから来てくれたら…そう思っていました。

当日、名古屋のファミレスに現れたのは。。一人のユーザーさん!家事の合間をぬって、わずかな時間でも来てくださったのだそう。

\おおくまP/
その時、ある別のユーザーさんからも「僕は○○に住んでいるから、来てくれたら行くよ」とtwitter上で冗談っぽくコメントが入ったんです。名古屋からは40キロ程離れていましたが、「行く行く!」とすぐに向かいました。そうしたら近くに住んでいる他のユーザーさんも来てくれて。3人でゲームをプレイしているところ写真に撮り、twitterに投稿しました。

今ではフレマ道場の告知をすると、大都市でなくても事前に10人程の参加表明があるほど。中には何度も参加しているリピーターであったり、「めちゃくちゃ面白いって聞いたから」と口コミで参加してくださる方もいらっしゃるそう。

↑京都編^^

現在のフレマ道場の様子からは想像がつきにくい最初の状況に驚くと共に、大熊さんの信念と行動力、そしてわざわざ足を運んでくださった当初のユーザーさんの温かさに、胸がじんわりと熱くなりました。

\おおくまP/
自分は日本一、ユーザーさんとコミュニケーションをとるプロデューサーになりたいんです。

大熊さん、一日でtwitterをやっている時間は5-7時間程だそう。実は、「モバサカC」をプレイしたのち離れてしまっていた"元"ユーザーさんでも、SNSでコミュニケーションを活発にとるようになってから、大変多くの方がカムバックされたのだとか…!恐るべし、おおくまP!

3.「面白い×好き」が生み出すワクワクの連鎖!

インタビュー中、終始楽しそうにお話をする大熊さん。そんな大熊さんに、お仕事に対する考え方を聞いてみたくなりました。

\おおくまP/
面白いことをやっていたい!昔からずっとそう思ってきました。
最初は大好きな社会科の先生になりたかったけど、自分のことを客観的に考えて(笑)断念。大学時代にインターンでデータ分析やwebサイト制作をやっていたんですが、そこで衝撃を受けました。「ウェブってアイディア次第で何でもできる!面白いこともできるのでは!」とウェブの世界に無限の可能性を感じたんです。

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SEやウェブディレクターなどの実践を積んだのち、ウェブの世界で面白いことを!とゲーム業界に飛び込み、今に至るのだそう。

\おおくまP/
とにかく面白いことをやっていたい。純粋に自分が「楽しい」と思えることがしたい。

そんなことばかり言ってたら怒られちゃうかな?と笑いながらも、自分に正直な大熊さんの姿勢の裏側に、それを実現するまでに積み重ねられた努力や強さを見たような気がしました。

\おおくまP/
「面白い」という要素に加え、その時その時で好きなことに貢献したい。
例えばサッカーであれば、ユーザーさんがゲームを通してサッカーや選手のことを知り、試合に行き、グッズを購入し…日本のサッカー界が潤って、チームが少しずつ強くなるような。
今はサッカーだけど、それがこれから歴史や、音楽や…と他の自分が好きなジャンルで実現していくこともあるかもしれないですね!

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もう一つ、大熊さんから印象的に語られたこと。それは、ユーザーの皆さんに対する捉え方についてでした。

\おおくまP/
ユーザーさんは自分にとっては顧客ではなく、面白いことを一緒にやる「仲間」なんです。ゲームの外でもオープンにコミュニケーションがとれる今の時代、仲間であるユーザーさんの声を直接拾って、勉強させてもらっています。

「仲間」と聞くと、普通は仕事上のチームメンバーやパートナーを思い浮かべますが、ユーザーさんを「仲間」と捉える大熊さんの考え方が、とても印象に残りました。

「面白い×好き」の掛け算によって生み出されたワクワクを、コミュニケーションを通じて「仲間」に届ける。

宝箱で待つ大熊さんの「好き」なモノたちが、「面白い」の掛け算となる出番を今か今かと待ち、それが「仲間」へと散りばめられていくイメージが浮かんで、こちらまでワクワクしてきました♪


4. ユーザーの皆さんにメッセージを!

今の、そして未来の「仲間」たちへメッセージをお願いします^^

\おおくまP/
一緒に楽しもう!楽しいから、一緒にやろう!超楽しい仲間たちが全国にいるから!

全国にいるユーザーさん同士がつながり、コミュニケーションが生まれ、ゲーム以外のことでも話が盛り上がっていく。シンプルに自分と画面間でのプレイより、仲間のいるエンターテインメントだと、自分もその仲間たちに入りたくなる…そんな魅力が秘められていると思いました!

\おおくまP/
自分は、坂本龍馬のイメージでプロデューサーをしているんです。薩長同盟ではないけれど、日本全国を旅してユーザー同士をつなぐ役割をすることで、良い流れが出来ていくと思います。
みんなが仲間であり、時にはユーザーさんも運営メンバーであるような。顔を合わせてコミュニケーションをとっているので、信頼関係が厚いんです。

そう語る大熊さんの表情は熱く熱く、愛に溢れていました!

\おおくまP/
フレマ道場の移動は長距離になることもあるし、プレッシャーもあるけど…でもやっていてすごく楽しいです!

龍馬の如く、どんどん派生していくつながりの、渦の中心にいる大熊さん。ユーザー同士がつながり仲間が増えることで、時代が、ゲームが動く。

おおくまPの「好き」が、日本全国でワクワクの原動力となりますように…!

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↑インタビュー中、フレマ道場に必ず持参する「フレマセット」一式を披露してくれた大熊さん♪これからも応援しています\^○^/

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