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ナインスゲート(1999年フランススペイン映画)【この映画感想にはバリアントが3つあり、その中でどれかだけが本物だが、残念だが誤字が無い方がほ・・・偽物らしい】

若き日のジョニーデップが出てくる作品。
母がジョニデ推しだったので、うちにはジョニデ映画がなぜか眠っていたりします。
さて、今回のジョニデは、世界の希少本を手に入れるためのブックハンター的な仕事をしている主人公です。

主人公はとある本を探す依頼を受けます。
いや、本を探すというより、世界に三冊しかない本のうち、本物をどれか見つけてほしい。
依頼者の本が本物ならよし。三冊とも偽物ならよし。
他のふたつが本物ならなんとかしてそれを手に入れる。

ですが、この探索の旅はどうにも不吉です。
謎の美女がなぜかつきまといます。

謎の男にも付け狙われます。
依頼者が入手した経緯も不可解。
まず持ち主が自殺している。
その妻に訊いたみたところ、彼女から本を買い取るという誘い。
さらには誘惑まで受ける。
今回のジョニデは不良なので誘惑を受けますが、ジョニデが本の返還に応じないとわかると、爪と牙で襲ってきます。いや、人間ですけど。

一方でついに死人が出る事件が起こり、ジョニデは依頼を降りようとするも許されません。例の男も付近をうろついており危険です。
とりあえずもう二つの本を確認しに行きます。がしかし、そこでも事件が。

それにしても探索の旅は楽しい!
決して退屈ではありません。
観ていて飽きないし、謎が謎を呼びしかも不吉でミステリアス。
面白いですね。良質のホラーミステリです。
そしてホラーだけでなく、人間の何者かも本を狙っておりサスペンスの要素も加味されます。
パズルのピースをひとつづつ嵌めていく。

さらに魔法みたいに昼と夜が入れ替わったり、例の謎の美女が空を滑空して助けに来てくれたり。とりあえず味方だけど、この女はなんなんだ?

そう。この「ナインスゲート」という本は、悪魔を呼び出すための本らしいのです。
最初はジョニデも信じておらず、奇書と金のために動いていただけですが。

悪魔を呼び出すというか、悪魔と契約してその力を受けるというか。
細目はよくわかりません。謎は解けないまま話は進展し。
ジョニデもいつの間にか本気で本を追いかけ始めていた。
この本はそれを知るものを魅了するのだ。

謎の美女はなぜか助けてくれる理由を言わないし。
ときどきさらりと消えるし。

そして本を奪い合う勢力は依頼者も自ら介入し始め、ついに実力行使の段階に至り始める。
サスペンス感もありますが、それ以上に本の謎に迫る話が、シリアスでのっぴきならない話に展開していく。
そして、

何かが違っているのだ。何かが足りない。
もしかして、

ああ、あれは。
嘘だろう。
光が・・・・・

(その後、moko a mokoの姿を見たものはいない)

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