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ラーゼフォン(2002年:BONES制作)【箱庭の現実を替えるためのアニメ感想が、箱庭が作られた本当の理由だったんだ】

「勇者ライディーン」のオマージュとして作られたとは書かれてますが、

個人的には「エヴァンゲリオン」の後追い作品かなと。

大ヒット作が出ると、後追い作品がたくさん出ます。
この路線は行ける!ということで、
似たコンセプトの作品が大量に作られ、売り込まれてくるんですね。

おそらく今後は「鬼滅の刃」の影響で、和風ファンタジーがたくさん出るような気がしてるんですが。まあ、出ないかも。

しかしながら、エヴァの世界観というのはそもそも難しいし縛りもきついので、それっぽい作品はそもそも作ることすら難しいし作っても売れなかったりする。

そんな中、とりあえず一定の売り上げと評価を出した作品ではあります。

エヴァは結末をフリースタイルで放り投げてしまったようなところがありましたが。
(それも斬新だったところだろうけど)
こちらは普通のエンディングで結末をつけています。
なんとなくエヴァちっくな作品としては、こちらの方が正統派なのかもしれません。見事にまとめてます。

アニメ版、アニメ映画版、マンガ版、でそれぞれ内容が少し違います。
ゲーム版もあるようですが、それは詳しく知りません。やはりマルチエンドではあるようです。
媒体によって内容を替えるというシリーズ構成ですが、事の初めから意図的にやっているのは結構珍しいですよね。そうでもない?
それゆえ、私でも基本設定だけは同じ物語を3種類は観たことになります。
すべて満足できましたね。

まず映画版はアニメ版とは違う特典映像モデルといった感じ。
よくあるアニメの映画化は単なる総集編といったら語弊がありますが、これははっきり違いがありました。もうひとつのエンディングやストーリーは気に入りましたね。

さらにマンガ版が秀逸でした。
これもわずか3巻ですが、とあるヒロインの設定がまるで違う。
アニメ版とは完全に別作品だろ。
そしてこのマンガ版ラーゼフォンは、私がこれまで観てきた中でもっとも驚かされる伏線がありました。
これに匹敵する伏線を残りの人生で観られるかどうか怪しいぐらい。

在庫はないようですね。
もっとも多勢の評価は低いのですが。
私だけかな。これを評価してるの。
これは盗め、ということかな。アイデアを。
まあ、アイデアだけなら盗んでも世間的には問題ないのですが。
いつかアレンジして使ってみましょう。

エヴァちっくな内容について、語るほど野暮ではありませんので、今回はこれまで。

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