仙人掌、仙人掌の花は晩夏の季語なんですな（米朝師匠風に）
サボテンには仙人掌、覇王樹などの漢名由来の別名があるけれど仙人掌はウチワサボテンのこと。
なるほど、と思うかなんで？！と思うか。
私はマァ前者なわけですな。
そんなわけで、今朝パートからの帰り道、公園とマンションの際のフェンスにウチワサボテンの花が咲いていたのでパシャリ。

サボテン、多肉ファンだので

国錆びて仙人掌のゆめひらく

とツイート

したら…
詩人、小説家のこい瀬伊音さんが素敵な観賞をしてくださったのでした。

おっしゃるとおり国破れて山河あり、そしてそれを踏まえた芭蕉の「夏草や兵どもが夢の跡」を足してみました。
仙人て結構不気味だったりしますよね。
蛤が蜃気楼を吐くみたいに、仙人掌の花が吐く何かで夢を見る、その中でまた夢を見る…みたいな感じかしら。
と答えると

ナンと素晴らしい…！
そして書いて！とおねだりした結果が…

ですよ！
どうですかこの詩！
よくもマァこんな素敵な詩が…！
思わず身震いしてしまい、更に汁に実を入れるのを忘れる始末でしたよ。
いとさんとはコレまで何度もコラボさせてもらって毎回驚きと刺激、インスピレーションをもらってますが、今回もフィードバックがすごくて改めてリスペクトの念。
いとパイセンいとすごし！
あざます！ファン！

サボテンといえばCalexicoとかね。