登場人物一覧

記事も溜まってきたので、登場人物一覧を作成してみることにしました。
同居していた頃(2022年~2023年)のプロフィールで、続柄は『私』から見たものになります。
義兄弟達の箇所にのみ、私が初めて会った時の印象を書いています。
特定を避ける為にフェイクを入れている箇所があることをご了承ください。

【私】
このnoteの書き手、道永あんり。
30代半ば。九州のどこかの山村に生まれた。
単身赴任で家を空けがちだった婿養子の父は明るく子煩悩な性質だった。その為か幼少期からずっと肉親の中で1番仲が良い。
父不在の間、家事、育児、仕事、時に祖父母と曾祖母のサポート、を一手に請け負った結果、厳しい性質となった母とはよく意見が対立するが、仲は良い。
小学校後半〜高校生の間、要介護者の曾祖母と祖父と暮らしていたが、母と祖母が私と兄弟をいわゆる『ヤングケアラー』にしない為に全力を尽くした為、在宅介護の実情を知らず幸せに育った。
兄弟構成は妹と弟が1人ずつ、共に看護師で、共に既婚子持ち。
高校卒業を機に明太子国の中心部に移り住んだ。
現在はいわゆるワーママとして従来型の高齢者施設で時短のパート職員として勤続2年前後。
それ以前の介護職員としての経歴はユニットケア施設正社員を10年とちょっと。
ユニットケアの為のユニットケアのアンチ。
息子の療育のこと、義母と同居時のこと、を文字化すべく、このnoteのアカウントを作成した。

【夫】
30代半ば。九州のどこかの海辺生まれ。
姉が2人いる末っ子長男で、田舎に根強く残る『長男教』の教えを受けて育った。
単身赴任を理由に家庭を蔑ろにしてきた義父をあまり良く思っていない。
育児、家事、義祖父母4人の介護を1人で請け負った義母のことを敬愛している。
高校卒業を機に明太子国の中心部に移り住む。
ユニットケア施設介護職員として勤続10数年。
かつての私にとって良き同僚かつ良き上司で、現在の私にとって良き夫。
悩みごとを相談せず一人で解決しようとするタイプ。

【息子】
不妊治療を経て2021年に授かった大事な一人息子。
義母との同居における最大の被害者。
同居時期に彼を支えたのはテレビと保育園だけ。
言葉での主張が困難で、こだわりがとても強い。
これに伴い2023年夏に診断を受け、同年12月から保育園と並行し療育園に通い始めた。
診断への理解が乏しい義父母から『内孫』『跡取り』として寵愛を受けている。
ひょうきん者で、体を大きく動かす遊びが好き。

【咲子】
私の友人。仮名。
私が明太子国に来て初めてできた友人。
私が書く一連のnoteに欠かすことができない重要人物。
高齢者福祉において、施設も在宅もどちらも理解できる働き方をしてきている。
同居に関すること以外でも、短絡的で感情的な私を根気強く諭し励まし続けてきた稀有な存在。

【義母】
60代後半。
2022年度私達と同居していた、このnoteにおける中心的な存在。
九州のどこかの海辺の村で生まれ育つ。
10代で結婚してから病に倒れるまでの間ずっと、専業主婦として1人で家庭を守ってきた。
義祖父母計4名を在宅介護した経験あり。
家族を何より愛しており、家族の為の自己犠牲が苦にならないタイプ。
その我慢強さが災いし、病の発見が遅れた。
患っていたのは指定難病。入退院を繰り返した末、透析が必要な状態となる。
結果、60年近く住んだ土地を離れ、長男家族と同居という形を取ることになった。
夫曰く『我が家の太陽』。

【義父】
70代前半。
九州のどこかの海辺の村で長男として生まれ育ち、親に伴侶を与えられ、2女1男をもうける。
単身赴任が主という仕事柄を言い訳に家事も育児も全くしなかった。
ATMで金をおろすことはもちろん、ゴミ出しすらできない。
差別用語を使うことに躊躇いがない。
昭和の悪しきクソ親父の典型と言える存在。

【義姉(次女)】
40代。九州のどこかにある、かつて義父母が住んでいた海辺の村在住。
複数人の子を育てつつ、夫の両親と同居しつつ、仕事にも手を抜かない、ワーママのお手本。
介護福祉士として10数年従来型施設に勤務していたが、紆余曲折あり今は介護の仕事からは離れている。
第一印象は、芯が強くて優しい人。
夫と同様に、義父をあまり良く思っておらず、義母を『我が家の太陽』と思っている。

【義姉(次女)の夫】
40代。九州のどこかにある、かつて義父母が住んでいた海辺の村在住。
いわゆる、お堅い仕事に就いている。
第一印象は、義理堅く頭の回転が早い人。
複数人の子を育てつつ、自身の両親と同居する奥様のサポートを欠かさない、尚且つ仕事ぶりも評判である。
手先が器用で、我が子の学習机から義実家の手すりまで何でも自作する。

【義姉(長女)】
40代。明太子国のどこか在住。
かつては准看護師として10年以上のキャリアを築いた、自立した女性であった。
裕福な家庭の次男坊に見染められ結婚、妊娠を機に退職し、以降は専業主婦として家庭を守っている。
コロナ禍の少し前に他界した『パパのパパ(義姉の夫の父)』の介護を、元准看護師であることを理由にほぼ一人で引き受けた。
その経験から、看護介護のどちらも『知っている』と自負している。
第一印象は、家族想いの優しい人。
夫と同様に、義父をあまり良く思っておらず、義母を『我が家の太陽』と思っている。

【義姉(長女)の夫】
40代。明太子国のどこか在住。自身の家族が経営する会社に勤務している。
裕福な家庭(昇降シート付きの大型車や、小型バスを所有しているレベル)の末っ子として産まれ育つ。
知識を得ることと、得た知識を人に話すことが趣味。
第一印象は、人見知りで無邪気な人。
義母との同居解消の決定打となる言葉を放った人物。

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