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他人を幸せにする前に、自分を幸せにする

幸せじゃない人の傾向。

他人のために動きすぎて自分を蔑ろにしている。
他人のために動いている気になっている。

以前の私がそうだった。

21歳の頃。
両親のために、やりたくない仕事、家事、介護をして一日が過ぎていた。
自分の時間はない。お金は生活費に消えていく。
人付き合いも難しくなり、友人が減っていった。

病気でストレスを抱える母とのコミュニケーションは難しい。
父は娘なんだから母の面倒、家の事くらいやってくれと言う。
弟は何も言われない。

ずっとやりたくないことをし続けた。

生きている意味がわからなくなった。

家に引きこもり、何に対しても関心がなくなった。
感情が、日に日に鈍くなっていく。

あれはたぶん「鬱の入り口」だったと思う。


他人のために動ける人は優しい。
優しすぎて、自分のことを忘れている。

生きているのが辛そうな人を見ると放っておけない。

もしそんな時、貴方に余裕があるわけではないなら。
心苦しいかもしれないが、それは無視しても良い。

じゃないと、貴方はずっと他人のために生きる選択をするようになる。

私は自分の幸せを考えるようにした。

表面しか知らない外野は好き勝手言うが、聞く耳を持ってはいけない。
聞かないといけないのは他人の声じゃなくて、自分の心の声。

結果的に、家族関係は以前よりずっと良くなった。

幸せと感じる基準はその人にしかわからない。
他人を幸せにするより、自分を幸せにする方が簡単だ。

幸せそうな貴方を見れば、周りの人も自然と影響を受けて、良い循環が始まるだろう。

他人を幸せにする前に、自分を幸せにする。

周りに貢献するのは、それからでも遅くない。


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