日銀によるマイナス金利解除
と
YCC撤廃

これが生活にどんな影響を引き起こすのか？
これが初級編として
金利が上がると・・・
昨日は初級編ということで
ローンや銀行金利に触れてきました

ということで今日は中級編

このニュースから投資戦略を考えるなら？

こういう金利の世界からアプローチする
分析の仕方をトップダウンアプローチって言います

そんな分析から見える
投資戦略を大きく2つ公開です

1、債券売り戦略（債券ベア）

ここで出てくるのがYCCの話です
今のYCCは日本はかなり歪んでいます・・・
なぜなら市場のローンなどの低金利を維持するために
10年債券を日銀が買い続けていなればならなかった

なぜなら2として
金利と債券価格は逆相関をするからです
シーソーのような関係性です

つまりね
債券価格が買われて上がる→金利は下がる
これを維持していたんです

このYCCを撤廃するんだからどうなるのか？
あるべき位置に戻るようになってきます
こういう綺麗な曲線になろうとするんです

じゃあいつからこの動きってあったのか？
昨年も1年ずっと言われていました
日銀はYCCを撤廃せざる得ない！って・・・

だから海外投資家さんたちはこぞって10年債券を売っていたんです

そうされると
金利が上がってしまう日本は・・・
阻止するために日銀が国債を買い続ける！という
行動をしてきたわけです

低金利を維持したいために・・・

これが限界を迎えてもうやめた〜！（わかりやすくね）
っていうのがYCCの撤廃です

だから10年債券売り（ベア）戦略です

こういうことが日経新聞では毎日のように書いてありました
答えってあるんですよ・・・

2つ目、金利上昇の良いverでの株式戦略

バブル当時の金利になることは
まぁまず無いでしょう
なぜならあの当時の日本って戦後の復興から
立ち直り高度経済成長を遂げた新興国と同じ扱いです

だから内需よりも外需要素が強いから
外資が欲しいわけです
ブラジルレアルとか・・・アゼルバイジャンとか・・・
金利めちゃくちゃ高いでしょ？
あれは

こういう状態なわけですよ

じゃあ今の日本ってどうか？
いやいや・・・そうでは無いよね・・・
先進国の仲間入りした日本（経済成長率は止まっていても）で
そこまでの金利になることは
まぁまずない

まずこれが時代の比較を間違ってはいけない証拠

それを踏まえて
じゃあ経済成長が伴い景気が良くなってくると
企業は更なる成長をしたくて銀行にお金を借ります

↓

その動きに期待した投資家は
更なるリターンを求めて
債券を売って
株式市場にお金は流れ始めます

↓

そうすれば債券価格は下がるので
金利も上昇する
そして株価も上昇しながら
景気も良くなっていくという
最高のスパイラルを起こします

だから株式投資戦略

ということで
明日は更に難易度上げていきます

上級編
最悪シナリオに立ち向かうとなると・・・？
あなたは何が思いつく？

いつも感じます
金利というのは
経済に鼓動する心臓のようです

強弱も自由自在
エコノミストさんたちが昔よく教えてくれます
かじくん、金利がわかると世界がわかるよ
今その意味はよくわかるようになってきました

金利がわかれば世界がわかる