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涙拭き合えていたなら
崎山蒼志さんのツアー「春の滲み」で発表された新曲『違和感の向こうで』のミュージックビデオが公開されました。歌詞に“春の滲み”という言葉が含まれていて、だからこのツアー名なのかと納得しました。
私は一回もライブに行けていないのですが、この新曲だけ動画撮影OK、拡散OKになっているらしく、崎山さんが歌う様子が何度かSNSで流れてきました。ライブバージョンだと曲の温度感や切ない感じ、いわゆる(いわゆら
季節は剥がれゆくものでしょう
私の好きなものは偏っていて、何かひとつを強烈に「好き」とロックオンすると、“〇〇しか勝たん!”状態になってしまう。
たとえば、子どもの頃はいわさきちひろのイラストが好きで、この人が本のイラストを担当したら無敵、と思っていた。ちょうど今の藤井聡太フィーバーみたいに、この人と対局したら敵う人誰もいないでしょ、のような。
私の好きなイラストレーターは酒井駒子や林静一や宇野亜喜良。最近はインスタグラム
“ギリギリ音楽”を発信する人 後編
シンガーソングライター崎山蒼志さんに関しての記事です。私は音楽に詳しい人間ではないので、ここでは彼を知った当時の衝撃と存在の不思議さに焦点を当てて論じたいと思います。2018年の出来事限定、2部構成となっています。
少年性少年であるという、ある種の信頼性があった。
音楽だけでなく、ミュージシャンの人間性そのものに強烈に惹かれたというのは初めての経験だった。嘘がないのだ。こうすれば聴き手に受ける
“ギリギリ音楽”を発信する人 前編
シンガーソングライター崎山蒼志さんに関しての記事です。私は音楽に詳しい人間ではないので、ここでは彼を知った当時の衝撃と存在の不思議さに焦点を当てて論じたいと思います。2018年の出来事限定、2部構成となっています。
私が崎山蒼志というミュージシャンを知ったのは2018年の七月あたりだったと思う。
YouTubeにたまたまおすすめで上がってきた動画をクリックしたのは、ただの気まぐれだった。
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